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5月の家電出荷額、12カ月ぶりのマイナス

 日本電機工業会(JEMA)は、5月の国内家電出荷額は前年同月比5.7%減の1,689億円で、12カ月ぶりに前年を下回ったと発表した。ただし、JEMAでは“概ね想定の範囲内であった”としている。

 製品別では、消費増税後の反動が多少見られた。エアコンは同比10%減の622億円で12カ月ぶりのマイナス。掃除機と炊飯器はいずれも2カ月連続のマイナスで、掃除機は同比16.4%減の62億円。炊飯器は同比6.2%減の72億円となった。

 一方で好調な製品もあった。冷蔵庫は同比1.3%増の310億円で7カ月連続のプラス。洗濯機は同比9.6%増の205億円で、8カ月連続のプラス。電子レンジは11.9%増の61億円と伸びた。

5月の国内家電出荷額は前年同月比5.7%減の1,689億円。JEMAでは“概ね想定の範囲内”だったという

小林 樹