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4つのシーンを記憶して最大36台までの照明器具を調光する「ライトマネージャーFx」

 パナソニック エコソリューションズ社は、複数の照明器具をまとめて調光する小型記憶調光システム「ライトマネージャーFx」を6月1日に発売する。4回路用と6回路用が用意され、希望小売価格は98,000円(税抜)と128,000円(同)。

ライトマネージャーFx 本体
シーン設定時はカバーを開けて調光レベルを操作する

 飲食店や店舗、結婚式場などに向けた調光システムで、4つまでのシーンを記憶し、シーン選択ボタンを押すだけで記憶したあかりの状況を再現する。接続できる照明器具の台数は最大で36台。オプションのシーン選択子機を組み合わせることで、記憶するシーンを8パターンまで増やすこともできる。

 また、シーン切替時は、フェード時間を0秒~99分の間で設定でき、急激でドラマチックな変化や、気が付かないほどのゆっくりとした変化など、場面に応じた設定ができる。

飲食店でのシーン例:カフェタイム
ディナータイム
バータイム
準備中

 従来のシステムでは白熱電球のみに対応していたが、同社の信号線式連続調光型LED器具や、連続調光インバータ照明器具も直接接続できるようになった。これ以外のLED器具についても別売の信号変換インターフェイスとの組み合わせで接続することができる。

伊達 浩二