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タイガー、待機電力ゼロを実現した蒸気レス電気魔法瓶

~蒸気レスで5.0Lの大容量モデルも

PIG-Aシリーズ

 タイガー魔法瓶は、待機電力ゼロで保温を行なうコースを装備した「蒸気レスVE電気まほうびん とく子さん PIG-A」シリーズ2機種を10月1日に発売する。希望小売価格は、定格容量2.2Lの「PIG-A220」が26,250円、3.0Lの「PIG-A300」が28,350円。

 【お詫びと訂正】初出時、発売日に誤りがございました。正しくは10月1日です。ここにお詫びして訂正いたします。

 真空度の高いステンレス製2重構造魔法瓶を採用した魔法瓶。電気保温と併用する「節電VE保温」により、少ない電力で保温ができる。VEはVeccum(真空)+Electric(電気)の略。

魔法瓶の口径を絞ることで、お湯が冷めにくくなった。

 今回の製品では、魔法瓶の内容器の口径を絞り、従来製品よりも保温性能を高めた。また、電気を使わず、魔法瓶だけで保温を行なう「まほうびん保温」コースを用意した。まほうびん保温コース選択時は、待機消費電力が0.0Wとなる。電気保温と異なり、お湯の温度は低下するが、90℃以上の状態を2~3時間キープできるという。

 また、保温温度を98/90/80℃から選べる。用途に応じて選択できるほか、低い温度を選ぶことで節電にもなる。

 さらに、使わない時間帯を指定できる「節電タイマー」や、少ない電力で湯沸かしと保温ができる「省エネコース」なども内蔵する。

 VE保温以外の大きな特徴として、蒸気が外に出ない蒸気キャッチャー構造を搭載している。蒸気を水滴に変えてポット内に戻すため、蒸気孔がなくなっている。

蒸気キャッチャー構造により、外に蒸気が出ない

 また、電気による給湯と空気圧による給湯の両方を装備しており、電源コードを抜いた状態でも給湯できる。

使う場所によって、電動給湯とエアー給湯を使い分けられる

 PIG-A220の本体サイズは234×302×276mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg。湯沸かし時の消費電力は700W。PIG-A300は、234×302×310mm(同)、約3.7kg。本体色は両機種ともブラック。

PIE-A500

 また、定格容量が5.0Lと大きい「PIE-A500」も同日発売される。希望小売価格は25,200円。

 まほうびん保温コースや空気圧による給湯機能は省略されているが、VE保温や蒸気キャッチャーなどの基本的な機能は継承されている。

伊達 浩二