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“節電”でも加湿器や空気清浄機の使用意向は高め――小林製薬調べ

〜マスクなど風邪対策の注目度高まる

 小林製薬は、20〜50代の男女824名を対象に「2011年 風邪対策と節電に関する実態調査」を行なった。実施期間は8月20日〜21日で、インターネットで行なわれた。それによると、約8割が「今冬、節電のために家電の使用を控えようと考えている」と回答した一方、空気清浄機や加湿器などの使用を控えると回答した人は2割程度に留まったという。

夏に引き続き節電が続くと思っている人は92.4%に上った。節電のために家電の使用を控えようと考えている人は80%となった

 節電の対象となる具体的な家電については、エアコン所有者の83%がその使用を控えると回答するなど、暖房器具の使用を控える動向が目立った一方、加湿器や空気清浄機の使用を控えると回答した人は加湿器22.6%、空気清浄機22.5%に留まった。同社では、節電の影響下であっても、風邪対策や体調管理をしっかりとしたい人が多い結果としている。

節電の対象家電としては、エアコン、ホットカーぺット、電気ストーブなどの暖房器具が上位を占めた。一方、加湿器や空気清浄機の使用を控えようと考えている人は20%程度にとどまった 36.8%の人が家電の使用を控えることで、体調への影響に不安を感じているという

 また「家電の使用控えによる、体調への影響に不安はあるか」との設問には36.8%の人が感じる(どちらかといえば感じるを含む)と、回答。「今冬、行なおうとしている風邪対策」については、手洗いが86.9%で1位、次いでうがい(86.7%)、マスク(53.4%)という結果になった。同社では、例年比との増加率に注目。その結果、マスクの着用は例年比5.8%で増加率が最も高かったという。

今冬の風邪対策として挙げられた項目の中で、例年比増加率が最も高かったのは、マスクの着用

 さらに、今回の調査を実施した8月中旬時点で、全体の23%が「例年よりも早期に風邪対策グッズを購入しようと考えている」と回答。具体的なグッズとしてはマスク(80%)、うがい薬(54%)、除菌石鹸・ハンドソープ(52.8%)と続いた。

 調査では、風邪の症状についても言及。風邪の自覚症状についての設問には、88%の人が「のどの痛み」と回答、次いで「発熱」(60%)、「咳が出る」(58%)、「鼻水が出る」(56%)という結果になった。

風邪の自覚症状についての質問では、「のどの痛み」と答えた人が9割近くに上った

 小林製薬では、節電中であっても加湿器や空気清浄機の使用は控えない、マスクの着用意向が高い、風邪の自覚症状でのどの痛みを挙げる人が多いなどの調査結果から、今冬の体調管理のキーワードは「のどのケア」になるのではないかと予想している。





(阿部 夏子)

2011年10月7日 14:11