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ガーミン、スマホが魚群探知機になるポータブルなソナー「ストライカー キャスト」

キャスタブルソナー「STRIKER Cast(ストライカー キャスト)」

ガーミンは、組み合わせて使うことでスマートフォンやタブレットを魚群探知機として使用できるキャスタブルソナー「STRIKER Cast(ストライカー キャスト)」を、12月16日に発売する。ラインナップは、GPS搭載モデル「STRIKER Cast GPS」と、非搭載モデル「STRIKER Cast」の2機種。価格は順に23,000円、18,000円。なおiPhoneやiPadなどのiOS端末と、Android OS端末に対応している。

GPS搭載モデル「STRIKER Cast GPS」
非搭載モデル「STRIKER Cast」

スマートフォンやタブレットと接続することで魚群探知機として使用できるキャスタブルソナー。

本体を海や湖などに投げ入れると、水中の様子を専用アプリを介してスマートデバイスに映し出す。本体は、釣り竿の釣り糸などに取り付けたり、カヤックなどの小さな船舶の後ろにつなげてけん引するとよいという。

アプリには、ソナーデータがストリーミング表示されるという。そのため、アプリのソナー画面では、下写真のように、(1)深度、(2)水温、(3)水面、(4)魚、(5)深度インジケータ、(6)構造物などが把握できる。

専用アプリのソナー画面。魚や海底の様子などが把握できる
専用アプリの画面

GPS搭載モデル「STRIKER Cast GPS」では、内蔵GPSにより1フィート間隔の等深線を作成できるという。自身のフィッシングポイントを記録したり、共有できたりする。

本体はUSB充電式。1度の充電で10時間以上使用できる。

「STRIKER Cast GPS」の本体サイズは75.8×75.5×57.87mm(幅×奥行き×高さ)。重さは75g。ワイヤレス接続範囲は60m(200フィート)。IPX7の防水規格に対応。動作温度は-20℃〜60℃。ソナー周波数は260/455kHzで、ソナー深度範囲は0.6m~45m(2フィート~150フィート)。キャリーバッグ、ロープ(20フィート)、USBケーブルが付属する。

内蔵GPSにより1フィート間隔の等深線を作成できる