ニュース

テスラの家庭用蓄電池「Powerwall」が日本国内で稼働

テスラ「Powerwall」

Tesla Motors Japan(テスラ)は25日、家庭用蓄電池「Powerwall」の設置を、今春より日本でも開始したことを発表。日本で稼働するPowerwallを収録したビデオを同日より初めて公開した。

Powerwallは、13.5kWhの容量を備えた家庭用蓄電池で、4人世帯が消費する約1日分の電気を蓄電できる。価格は、本体が825,000円、Backup Gatewayが165,000円で合わせて990,000円。太陽光発電システムと連携することで、太陽光発電により発電した電気の自家消費に利用できる。

台風や地震などによる停電の際には、Powerwallからの電気の供給へ自動で切り替わるため、暗闇で設定変更などは不要。また、分電盤全体をまるごとバックアップできるため、停電時にも家中のコンセントを普段通り使えるという。

Powerwallの出力は5kW(連続運転)で、電子レンジやドライヤーなど高出力が必要な家電製品も利用可能。ピークは7kW。また、エアコンやIH調理器などの200V機器も使える。

スマートフォン用アプリの「Tesla app」で、Powerwallや太陽光発電システムの稼働状況、家庭内の電気の使用状況などをモニターできる。運転モードの設定の変更も行なえる。

設置方式は床置き/壁掛けに対応。本体サイズは755×155×1,150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は114kg。保証は10年。

初公開されたビデオでは、Powerwallを設置した人のインタビューを交えつつ、実際に日本で稼働しているPowerwallの様子を、日本の自然の美しさも交えて紹介している。

ビデオは2本用意。「クリーンエネルギーによる持続可能な暮らし」では、太陽光発電システムとPowerwall、Model Sがもたらすクリーンエネルギーによる持続可能な日本の暮らしを、「Tesla Powerwallが生み出す安全性と利便性」では、停電への備えと電気料金削減をPowerwallが支える東京の暮らしを伝えている。

Tesla Powerwallが生み出す安全性と利便性
アプリのTesla appで管理
クリーンエネルギーによる持続可能な暮らし

テスラPowerwall認定施工会社一覧 (2020年8月25日現在)
アール・エス・ティー(静岡県)
光設備(愛知県)
SIソーラー(東京都)
ゴウダ(大阪府)
JHS(広島県)
中部住器(愛知県)
横浜環境デザイン(神奈川県)
ネミー(東京都)