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ブラウン初のAI電動歯ブラシ、磨いた部分をリアルタイムで表示し磨き残しをゼロに
2019年10月10日 17:30
ブラウンは、ブランド初のAI搭載で磨き残しをゼロにする、充電式電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB ジーニアスX D7065266XCTG」を、2019年10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は34,800円(税抜)。
Bluetooth経由でスマートフォンと連携できる電動歯ブラシ。AIテクノロジーによる、ブランド初の「人工知能ブラッシング機能」を搭載した点が特徴。モーションセンサーがブラシの持ち方や動かし方、スピードを検知し、AIが数千人分のブラッシングデータとパターンを照合させる。
さらに、ユーザーが口の中のどこを磨いているか/磨いていないかを瞬時に判断して、スマホアプリからリアルタイムにガイド。ブラッシングの偏りや、磨き残しをゼロにするという。
歯磨き終了後もブラッシングの達成度や磨いた時間をアプリに表示するとともに、力の入れすぎなどを警告。ブラッシング傾向を分析し、より良いオーラルケアに導くとする。
従来モデルではスマホのカメラ機能を使用して磨いている位置を検知していたが、本体にAIを搭載することでさらに手軽に正しい歯磨きができるという。
歯垢除去力が高い電動歯ブラシでも磨き残しアリ。AIで偏りのないブラッシングを実現
新モデルについて、プロクターアンドギャンブル(P&G) インターナショナルオペレーションズ SA シンガポールブランチ オーラルケア アジア部長 アソシエートディレクター・大川 正樹氏は次のように語った。
「P&Gモーショントラッキングの調査では、約80%が口の中に1カ所以上磨き残しがあり、約60%は奥歯の裏をほとんど磨けていない状態であることがわかりました。電動歯ブラシは手磨きよりも歯垢除去力は高いのですが、使う人によって磨きグセがあり、ブラッシングに偏りが出てしまいます。
こうした問題を、新モデルのジーニアスXではAIを搭載することによってサポートします。数千人のブラッシングデータを基に、人間のブラッシングパターンを判断し、リアルタイムで磨いている場所を認知することで、偏りのないブラッシングを実現します」
同社の調査によると、オーラルBのアプリを使ってガイドなしの状態でブラッシングをした場合、ブラッシング達成度の平均スコアは74.3点だった。一方ガイドありでブラッシングをした場合は、全員がブラッシング達成度100点になったという。
「人工知能ブラッシング機能」の実演も行なわれた。スマホと連携させたジーニアスXで歯磨きを始めると、磨いている部分がアプリ上で白色に表示された。スタート時は歯のイラストはすべて青いが、AIがブラッシング完了と判断した部分は完全に白くなり、すべての歯が白に変わったらブラッシング達成度100%だ。
ブラッシング時間は2分を推奨しており、残り時間もともに表示されていた。アプリではこのほかブラシヘッドの使用期間も登録でき、交換のタイミングも通知してくれる。なおスマートフォンホルダーも同梱されるため、鏡などにスマホをセットすれば正面を向いた状態で使用できる。
独自の丸型回転ブラシで歯の1本1本を包み込み、水に溶けにくい歯垢を物理的に除去
ブラシヘッドは、オーラルBの特徴である独自の丸型回転ブラシを採用。歯の1本1本を包み込み、水に溶けにくい歯垢を物理的に除去することにより、手磨きと比べて99.7%アップの歯垢除去力で圧倒的な磨きあがりを実現するという。
購入時に付属するブラシヘッドは、歯ぐきのキワや届きにくい歯間にも届く「マルチアクションブラシ ブラック EB50BK」と、歯ぐきをいたわりながら歯垢を除去する「やわらか極細毛ブラシ EB60」。
運転モードは6種類で、「プロクリーン/舌クリーニング/ホワイトニング/やわらかクリーン/歯ぐきケア/クリーン」を用意。本体の最大上下振動数は約48,000回/分。最大左右反転数は約10,500回。歯ぐきにやさしい機能として、押し付け防止センサー、360度スマートリング、過圧コントローラー、過圧ストッパーを備える。
本体サイズは、29×35×241mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約138g。マルチ電圧対応充電器、スマートフォンホルダー、ビューティーバッグ、海外充電・スマホ充電対応スマートトラベルケースが付属する。カラーはチタニウムグレー。
