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パナソニック、「Wおどり炊き」を進化させた「加圧追い炊きplus」搭載のIHジャー炊飯器

 パナソニックは、「加圧追い炊きplus」を搭載し、従来より約10%米粒を大きくハリのある炊き上がりにするスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX109(容量:0.09〜1.0L)」と「SR-VSX109(容量:0.18〜1.8L)」を6月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、11万円前後、11万5,000円前後(税抜)。

スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX109」

 追い炊き工程の「Wおどり炊き」を進化させ、「加圧追い炊きplus」で、お米をさらに大粒に炊き上げるIHジャー炊飯器。

 従来モデルにも搭載されている「Wおどり炊き」とは、釜底と底側面の通電を高速で切り替えて熱対流を発生させる「大火力おどり炊き」と、加圧・減圧を繰り返してお米を釜底から対流させる「可変圧力おどり炊き」の、2つの“おどり炊き”のこと。お米一粒一粒に均一に熱を伝えるのが特徴。

 新モデルではさらに、追い炊き工程時に1.05気圧の圧力を、従来より長時間かけることで、ごはんの表面を崩さず、ハリを残しながら大粒に炊き上げられるという。

追い炊き工程で1.05気圧の圧力を、従来より長時間かける

 新モデルでは、短時間で炊く「高速コース」の前炊きと炊き上げ工程を見直し、追い炊き・蒸らし工程時に220℃のスチームを追加した「スチーム高速コース」を搭載。これにより火通りが良くなり、粒の中心の粘りが約15%アップしたという。最速24分炊飯の時短はそのままに、もっちりと美味しいごはんに炊き上がるとする。

「220℃スチーム投入」のイメージと、「スチーム高速コース」のプログラム

 また、お米の特性に合わせた専用プログラムで、銘柄ごとの特長を引き出す「銘柄炊き分けコンシェルジュ」に、山形県産「雪若丸」と富山県産「富富富(ふふふ)」の2銘柄を追加。業界最多の50銘柄を炊き分けられるようにしたという。

「銘柄炊き分けコンシェルジュ」に、山形県産「雪若丸」と富山県産「富富富(ふふふ)」の2銘柄を追加

 容量が0.09〜1.0Lの「SR-VSX109」の本体サイズは、275×361×234mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約7.7kg。消費電力は1,210W。

 容量が0.18〜1.8Lの「SR-VSX109」の本体サイズは、298×391×270mm(同)で、重さは約9kg。消費電力は1,400W。

 いずれも本体カラーはブラックとホワイトの2色。

ブラック