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泉精器、ひとなででスッキリ! 同社初の5枚刃を採用した「Vシリーズシェーバー」

 泉精器製作所は、新開発の5枚刃を搭載した「Vシリーズシェーバー」を10月12日に発売する。2015年から続く同シリーズの"シェーバー業界No.1のバッテリー持ち(2018年8月時点)"という特徴に、同社初となる「5枚刃」を搭載した。

 3シリーズあるラインナップは、高耐久ステンレス刃の「ハイエンドシリーズ(Z-DRIVE)」4機種、高防水設計の「グルーミングシリーズ(A-DRIVE)」2機種、リーズナブル「ソリッドシリーズ(S-DRIVE)」の3機種。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,000前後~4,000円前後(税抜)

泉精器「Vシリーズシェーバー」2018年モデル

 業界トップクラスの電池持ちを誇りながら、5枚刃も選択できる「Vシリーズ シェーバー」。「5枚刃」はハイエンドシリーズと、ソリッドシリーズに採用されている。ソリッドシリーズの最下位を除いた8機種の使用可能日数は、1日3分間使用するとして、約2時間の満充電で約28日(4週間)だという。

 新商品の発表に先立ち、代表取締役社長・志摩 寿一郎氏は、「2019年4月1日よりマクセルホールディングスの一員となり『マクセルイズミ』と会社名を変更する。大きな変化をチャンスと捉えて"第二の創業"として成長を目指したい。

 泉精器は「フォイル式」、「ロータリー式」、「ドーム式」の3つの種類のシェーバーを全て設計・製造しており、それは世界でも泉精器のみ。Vシリーズシェーバーは「フォイル式」を採用したうえで、熟成を重ねた技術と新要素を融合したもの。新たな出発にふさわしい進化したVシェーバーを、自信を持って送り出したい」と語った。

 今回発表された3シリーズは、現行モデルの「スタミナNo.1」と「ヒゲを剃る最適なバランス」を踏襲し、それぞれに「機能拡充」をプラスしたという。各シリーズの詳細は、家電事業部・事業部長 吉池 義昭氏より説明が行なわれた。

代表取締役社長 志摩 寿一郎氏
家電事業部 事業部長 吉池 義昭氏
3タイプの方式があるシェーバーで、Vシリーズはフォイル式を採用
2018年のVシリーズのポイントは5・4・3

新開発5枚刃で、より優しく・早く・力強く「ハイエンドシリーズ」

ハイエンドシリーズ「Z-DRIVE」
圧力分散で肌に優しい5枚刃は、高耐久ステンレス刃を採用

 ハイエンドシリーズ「Z-DRIVE」は、3年間替刃不要の高耐久ステンレス刃の使用と、毎分10,000ストロークの音波駆動システムの採用で、従来比で36%の剃り効率を向上させた最上級モデル。5枚刃はシェービング圧を分散し、より肌に優しく、早く、深剃りができるとしている。約4週間充電を不要とする大容量リチウムイオン電池を装備し、本体は3年保証付き。

 ラインナップは、洗浄機付きの5枚刃「IZF-V998-S」(シルバー)、4枚刃「IZF-V978-A」(ブルー)、洗浄機の無い5枚刃「IZF-V948-K」(ブラック)、4枚刃「IZF-V938-S」(シルバー)の4機種を展開。店頭予想価格は順に20,000円、18,000円、16,000円、13,000円前後(すべて税抜)。サイズはすべて70×51×160mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは267~268g。

ハイエンドシリーズの特徴
高耐久ステンレス刃で3年間替刃交換が不要だという
ハイエンドシリーズのラインアップは全4機種

高防水設計で風呂剃り対応「グルーミングシリーズ」

グルーミングシリーズ「A-DRIVE」
グルーミングシリーズは4枚刃で小回りが利く

 グルーミングシリーズ「A-DRIVE」は、風呂剃りに対応した高防水タイプのシェーバー。米国国防省の調達基準(MIL-STD-810G・通称ミルスペック)の13項目に準拠し、高い防水・防湿・低圧・耐振動・温度に対応している点が特徴。水深1.5mに30分浸けても影響を受けないという。ラバーグリップを施した剛健なイメージのデザインで、背面にヒゲのスタイリングに最適なグルーミングトリマー刃を搭載。3段階の高さ調節ができるグルーミングコームを付属。

 ラインアップは、4枚刃の「IZF-V758-G/D」はグリーンとカーキの2色と、3枚刃の「IZF-V738-K/A」はブラックとブルー2色の、合計2機種。店頭予想価格は順に8,000円、6,000円前後(ともに税抜)。サイズは61×45×154~156mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは184~182g。

グルーミングシリーズの特徴
グルーミングシリーズのラインアップは全4機種

低価格でスリム&スタイリッシュ「ソリッドシリーズ」

ソリッドシリーズ「S-DRIVE」
価格を抑えても5枚刃を用意

 初めてでも導入しやすいリーズナブル価格のソリッドシリーズ「S-DRIVE」。低振動・低騒音設計で、水洗いも可能。従来機種よりもボディを12%スリム化し、滑りにくいラバークリップと、背面のホールド感を高め、使い心地を向上したスリム&スタイリッシュなデザインを特徴としている。低価格機種でありながら5枚刃と高速駆動の機種を用意。圧力を分散して肌に優しく、すばやく剃れる。

 5枚刃「IZF-V578-R」はレッド、4枚刃「IZF-V558-K/N」はブラックとゴールド、3枚刃「IZF-V538-A/S」はブルーとシルバーの3機種をラインナップした。5枚刃と4枚刃機種は2時間の満充電で約28日、3枚刃機種は1時間の満充電で約8日使用可能。店頭予想価格は順に9,000円、5,000円、4,000円前後(すべて税抜)。サイズは65×45×154mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは162~213g。

ソリッドシリーズの特徴
ソリッドシリーズのラインアップは全5機種

会場で実演! 髙田延彦さんと稲村亜美さんが登壇

元・プロレスラーでタレントの髙田延彦氏
タレントでグラビアアイドルの稲村 亜美さん

 会場には、元・プロレスラーでタレントの髙田延彦氏と、タレントの稲村 亜美さんが和装で登場。

 髙田氏は事前にハイエンドシリーズの5枚刃使用しており、「一番強く感じたのは、肌にピタッと吸い付くようなフィット感。何度も往復せずにきれいに剃りあがる爽快感がたまらない! 格闘家に応用したくなるようなスタミナもすごい。遠征先では充電できない環境もあるので、安心感と信頼感があるね。泉さんのシェーバーならではですね!」と気に入った様子で感想を述べた。

 稲村さんは、「清潔感溢れる方が好きなので、きれいにシェービングをしている方が素敵だと思います」と話した。

 会場では製品体験もでき、筆者は3日間ヒゲを剃らずにハイエンドモデルを実際に試してみた。刃のあたりがとても柔らかく、同じ場所を何度も往復せずに1往復でツルッときれいになってしまった。普段から気になる剃り残しもなく、とても気に入った。

会場では髙田氏によるシェービングの実演も行なわれた。「早い!5枚刃でパワフルなのに、肌あたりが優しい!ほら、もうツルッツルで剃り残しも無いし、ヒリヒリもしない!」(髙田氏)
「すべすべで、高田さんの肌がモチモチしてる! おヒゲ姿も良かったけど、剃った方が、より男栄えしますねっ!」と頬に触れる稲村さん
「初剃式(していしき)」と称して、稲村さんが志摩代表取締役社長のひげを剃るパフォーマンスも。「本当に剃れているのかわからないぐらい、滑らかなフィット感に驚きました」(稲村さん)」
新「Vシリーズシェーバー」のイメージデザインを担当した書道家の安田舞さんは、ステージ上でライブ書道を披露した