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東京ガスの浴室暖房乾燥機に発火のおそれ。点検および部品交換が必要

 東京ガスは、1997年11月から2014年7月までに東京ガスブランドで販売したハーマン製およびノーリツ製「浴室暖房乾燥機」の、一部の機器において、設計上の配慮不足により発火に至るおそれがあることが判明したと発表。対応機器については、点検ならびに部品交換作業を行なう。

浴室暖房乾燥機

 対象となる機器の台数は60,119台。内訳はハーマン製が16機種で50,616台と、ノーリツ製が2機種で9,503台。

対象となる機種の一覧

 以上の機器は、設計上の配慮不足により、機器が発火に至る可能性があるという。実際に2016年12月3日には東京都内で、2017年1月18日には神奈川県内で、ハーマン製の浴室暖房乾燥機から出火している。

 東京ガスは、対象機種を設置している家庭では、使用しないように呼びかけている。なお、ハーマン製の対象機種については、「換気」運転に限り使用可能だとする。

 対象機種を設置している場合は、無償で点検および部品交換が実施される。対象者は、ほぼ特定されていることから、準備が整いしだい、ダイレクトメールを順次発送して知らせるという。