イベントレポート

グッドデザインエキシビション2014

大賞候補など多数の製品が見られる「グッドデザインエキシビション2014」開幕

 グッドデザイン賞の受賞作品1,258点を展示する「グッドデザインエキシビション2014」が、10月31日から11月4日まで東京ミッドタウンで開催される。入場料は1,000円で、中学生以下は無料。

 今回のグッドデザイン賞では、合計9作品が大賞候補として選出された。残念ながら、家電製品や照明器具はグッドデザイン・ベスト100どまりとなったが、全ジャンルで1,000点を超える数の受賞作品を一挙に見られるのは壮観だ。

 家電Watchでは、会場で展示された家電製品や照明器具、日用雑貨品を紹介する。

スイッチに特徴のあるビルトインコンロ「スマートコンロ」

スマートコンロ

 スマートコンロは、取り外しできるマグネット式のツイストスイッチが特徴だ。スイッチをスライドさせることで火を点火できる。スイッチを回転させることで、炎や温度を調整可能なほか、タイマーなどを設定できる。このスイッチを外しておけば、点火できない仕組みだ。

 「プレートパン」「キャセロール」の2種類を用いる新構造のマルチグリルを採用。従来のグリル焼き網と受け皿に代わるマルチグリルで、焼き物だけでなく、煮物や炊飯、さらにパンも焼くことができる。

スイッチを前に移動させると点火し、操作パネルが表示される
操作パネルの時計マークをタッチして、スイッチを回転させると調理時間を設定できる
温度は、温度計のマークをタッチし、スイッチを回すだけで調整できる

製造工程を簡素化した新しいデザインのLED電球「AruMAZE」

AruMAZE

 金属部品の代わりに、導電性と熱伝導性に優れたプラスチックを採用したLEDライト。導電性接着剤を使ってAC LEDを直接挿入して、組み立てを単純化。効率よく組み立てることで、機能性や美しさを保ちつつ、従来のLED照明のデメリットであった複雑さとコストの高さを解消した。さらに、導光板の微細構造を活かし、照明デザインの美しさも表現しているという。

持ってみたが、これまでのLED電球よりもかなり軽い。見るからに金属部分が少ない
口金も樹脂のようだ
発光部は透明な樹脂製

ハンドリムを漕ぐ力をサポートするヤマハの電動アシスト車いす

JWスウィング

 ヤマハ発動機の電動アシスト車いす「JWスウィング」は、人がハンドリムを漕ぐ力をモーターで補助する。補助する仕組みには、同社の電動アシスト自転車「PAS」シリーズで採用されている、「パワー・アシスト・システム」が搭載されている。走行モードは、アシスト小の「モード1」と、アシスト大の「モード2」の2種類を用意する。

 バッテリーを背面のバッグに収納することで、折りたたんだ時の幅が31cmになるほか、駆動輪を着脱できるため、クルマのトランクなどへ収納しやすいという。

 また、専用ソフト「JWスマートチューン」が付属し、パソコンで2つの走行モードを設定可能。アシスト力を漕ぎ手に最適なレベルに調整できる。

 電源は、24V/6.7Ahのニッケル水素電池、もしくは25.2V/11.2Ahのリチウムイオン電池。連続走行可能距離はニッケル水素電池が20kmで、リチウムイオン電池が40km。

(中野 信二)