やじうま大掃除ウィーク

浴室や洗面所の汚れを一掃する、クリーナー5製品

〜鏡のウロコ汚れからタイルの目地汚れ、黒カビ予防まで

 今週は、家電Watchのライターや編集部員が愛用する掃除グッズを紹介する特別企画「やじうま大掃除ウィーク」をお届けしている。4日目となる本日は、風呂場と洗面所の掃除についてお伝えしよう。

・1日目:フローリング編
・2日目:トイレ周り編
・3日目:家電編
・4日目:風呂場の水周り編
・5日目:リビング編

風呂場や洗面所の鏡のウロコ汚れが気になったら、人工ダイヤで磨く!

ヒューマンシステム「ダイヤモンドパッド S2」

 気付くと汚れている洗面所の鏡。水汚れで硬くなり、ウロコ状にこびりついてしまっている。この汚れはなかなか厄介で、ちょっとやそっと拭うだけではびくともしない。

 そこで使ったのが、ヒューマンシステムの「ダイヤモンドパッド」。ダイヤモンドパッドは、人工ダイヤモンドを特殊加工した研磨材だ。ウレタン素材の研磨面に、人工ダイヤモンドを配合し、鏡やガラスをキズ付けずに、汚れが落とせるという。

メーカー ヒューマンシステム
製品名 ダイヤモンドパッド S2
購入場所 東急ハンズ渋谷店
購入価格 2,480円

 使い方は、汚れが気になる部分に水をたっぷり付けて、前後に数往復させてこするだけ。こすっていると、最初はジョリジョリとした触感なのだが、汚れが落ちてくるとツルツルとした触感に変わる。

コンパクトなスポンジ状の本体。研磨面には人工ダイヤモンドが配合されているという
鏡の汚れが気になる部分にたっぷり水を付ける
一方向に往復させるように丁寧に、何度もこする。最初はジョリジョリと汚れに当たる感覚があるが、しばらくこすっているとツルツルと滑るようになる。これが、汚れが落ちたことを意味する

 しばらくこすると、ドロッとした黒い汚れがボタボタと滴り落ち始めた。グロテスクで、思わず「ひぃっ! 」と声が漏れるほどだ。特に鏡の下部の溝に汚れが溜まっていた。毎日使っていた鏡が、こんなに汚れていたなんて……ショックだ。

 こうして水だけで頑固な汚れが落ち、鏡はすっかりきれいになった。ダイヤモンドパッドは水洗いして、研磨面が磨り減るまで何度も使用できる。

ドロドロとした汚れが滴り落ちる光景はショッキング
before。水しぶきを受けやすい蛇口近くの鏡に、ウロコ汚れがびっしり……
after。ウロゴが取れ、鏡が見やすくなった

 ダイヤモンドを使っているだけあって、小さなスポンジの割に値段は約2,500円と高額だが、この手軽さと確かな効果には代えがたい。

 同社のダイヤモンドパッドシリーズは、今回取り上げる「鏡・ガラス用」のほかに、「ステンレス・金属用」と「陶器・タイル用」も用意されている。また、今回使用した鏡・ガラス用の「S2」よりもひと回り小さい「S」サイズも用意されている。

風呂場のタイルの目地汚れが気になったら

小林製薬「ジャリピカ」

 風呂場の汚れで最も目につくのが、タイルの目地や溝の汚れ。隙間には、カビだかせっけんカスだかよくわからぬ汚れがこびりついてしまっている。

 そこで試したのが、小林製薬の浴室床用クレンザー「ジャリピカ」。ジャリピカは、専用スポンジとスクラブ入りジェル洗剤がセットになった製品で、スポンジに洗剤を出し、汚れている部分をゴシゴシこすると、汚れが落とせるというものだ。

メーカー 小林製薬
製品名 ジャリピカ
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 335円

 スクラブ洗剤をスポンジに出してみると、青い小さな粒粒が目立つ。これが炭酸塩のスクラブで、洗剤は弱アルカリ性だ。一方のスポンジ表面には極細ブラシがついており、目地の汚れをかき出せる。

スポンジとジェル洗剤がセットで販売されている
ジェルには小さな青い粒のスクラブ入り
こすると若干泡立つ。あとは水で流すだけ

 使い方は、スポンジに水を付けて、ごしごしと浴室の床のタイルをこすり、水で流すだけ。すると、ダークグレーだった目地の色がワントーン明るくなった。壁面の白い目地も、ところどころ小さな黒いポツポツが発生していたのだが、これもスッキリきれいに取れた。

浴室の床面。もともとダークグレーのタイルの目地が黒ずんでいた
ジャリピカでこすり、洗い流すとワントーン明るくなった
before。浴室壁面の白い目地に、黒いポツポツがある
after。汚れがスッキリ落ちて白い目地が際立つ

 なお、使える素材はタイル、人工大理石のほか、プラスチックやホーロー、ステンレス。NGなのは大理石などの石材、貴金属の塗装面、木製品など水がしみこむ素材という。

 ジャリピカは価格も手頃で、なかなか落としにくい細かい隙間を掃除するにはピッタリのクリーナーセットだ。

さらに目地をホワイトニングするペンツール

UYEKI「ジャストタッチ メジ補修剤 7.5ml」

 ここでさらに、目地をキレイにしてみよう。使ったのは、UYEKIの目地補修剤「ジャストタッチ メジ補修剤」だ。白色ペンタイプの合成樹脂塗料で、防カビ剤を配合し、目地に塗ればホワイトニング効果とカビ予防効果を期待できるというものだ。

メーカー UYEKI
製品名 ジャストタッチ メジ補修剤 7.5ml
購入場所 東急ハンズ渋谷店
購入価格 682円

 ジャストタッチで目地をなぞると、目地の黒ずみが消え、白くなる。重ね塗りすれば、更に白さが際立つ。ペンタイプなので扱いが楽だ。なおこの液は、有機溶剤独特のツンとした臭いを放つので、作業時に換気が必要だ。

ペンタイプなので使いやすい
白い目地に黒ずみが目立っていた
ジャストタッチでなぞると、黒ずみが消え、白くなった
子供の頃、黒く塗ってしまった目地も……
重ね塗りして、黒さが目立たなくなった

 浴室のほか、トイレやキッチンなど家庭内のあらゆる場所に使える。備えていて損はないアイテムだ。

モクモクの煙でカビを一発予防!

ライオン「ルック おふろの防カビくん煙剤」

 風呂掃除が終わったら、仕上げにカビ予防として、ライオンの「ルック おふろの防カビくん煙剤」を使おう。

 煙を使って室内をきれいにするといえば、同社の「バルサン」というダニ退治のくん煙剤が有名だが、「ルック おふろの防カビくん煙剤」も、使い方はバルサンとほぼ同じ。小一時間程度、煙を焚いている間に、浴室のすみずみまで除菌してくれるというものだ。

メーカー ライオン
製品名 ルック おふろの防カビくん煙剤
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 548円

 くん煙剤の成分には、銀ゼオライトが含まれており、この銀の力で除菌するという。製品パッケージによると、「落としても落としても生えてくる黒カビの原因菌は、カビ取り掃除の行き届かない天井付近に潜んでいる」。煙を焚くことで、普段洗えない天井や換気扇の裏まで届くため、原因菌を断つことができるそうだ。

  なお、今ある黒カビを落とすものではないので、使う前にはあらかじめ黒カビを落としておく必要がある。

本体には説明書が入っている
いつ使ったか記すことで、次回のタイミングがわかるシールが付属する

 使い方は、容器の目盛りまで水を入れ、缶をセットし、浴室の中央付近に設置する。約30秒ほど経つと、煙がもくもくと立ってくる。煙は女性の制汗スプレーのような甘ったるい臭いで、とても危険とは思えないのだが、吸い込むのはNG。煙が出たら、浴室の扉を閉めて密閉し、1時間半以上放置する。その後、十分に換気をすることで、防カビ作業は完了する。浴室を水で洗い流す必要はないという。

目盛りまで水を入れ、浴室の真ん中に置いておく
20、30秒でもくもくと白い煙が立ち始める
もくもくと煙が立ったら、浴室のドアを閉めて密閉し、1時間半以上放置する

 使用頻度は、1〜2カ月に1度が理想。浴室内に、黒いポツポツができ始めたら、頃合いだ。タイル壁の浴室のほか、大理石やユニットバスの浴室にも使える。

 すぐに効果がわかるものではないが、使い続けるうちにカビが発生しにくくなるというので、定期的に使って行きたいと思っている。

洗面台にピッタリ! インテリアに馴染む“まりも風”スポンジ

山崎産業「コンドル 洗面台スッキリ バスボンくん ケース付」

 最後に取り上げるのは、山崎産業の洗面台用スポンジ「コンドル 洗面台スッキリ バスボンくん ケース付」。まりものような丸いスポンジと、それを乗せるカップのような台がセットになった製品で、洗面台の上において、汚れが気になった時にサッと使える掃除グッズだ。

メーカー 山崎産業
製品名 コンドル 洗面台スッキリ バスボンくん ケース付
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 787円

 スポンジは、ポリプロピレン製の微細な毛からできている。さっそく洗面台に落ちた髪やホコリを拭いてみると、毛の隙間にしっかり汚れを絡め取ってくれた。独自の網目繊維によって、水だけで汚れが落とせるのだ。

パッケージから取り出た状態。台にスポンジが乗っている
まりもというか苔玉というか、愛らしい球体スポンジ。台とセットになっている
台の下部は吸盤になっていて、洗面台の上で倒れない

 カラーは今回使用したグリーンのほかに、ブルー、オレンジ、ピンクも用意されている。

 見た目の愛らしさから、洗面台の上に置いていても、インテリア性を損なわない点が気に入った。こうしていつでも汚れを吹き取れることで、汚れがこびりつくのを未然に防げる。

使い方は、水で濡らして拭くだけ
スポンジの毛に抜け落ちた毛やホコリを絡め取る
インテリアに馴染むデザインだ

 というわけで以上5製品、風呂場と洗面所を中心に掃除してみたが、いかがだっただろうか。今回は頑固な汚れを強力に落とすだけでなく、水だけで手軽に落とせて、体や環境に優しい掃除グッズが多かった。防カビ剤や洗面台に置けるスポンジなど、汚れを未然に防ぐアイテムも目立った。日頃から汚れの予防が大切なのだと痛感した大掃除だった。

(小林 樹)