やじうまミニレビュー

ビギナーに最適! サイフにやさしいランニングシューズ

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第20回は、ビギナーにもお薦めできるコストパフォーマンスが高いランニングシューズを紹介する。

 ほかのスポーツと比較すると、少ない初期投資で始められるのがランニングのよいところ。かといって希望小売価格が4〜5,000円の、安すぎるシューズでは脚を痛めかねない。

 日本のランニングシューズマーケットでは税抜で10,000円から12,000円がボリュームゾーン。各ブランドはこの価格帯に最も多くのモデルを展開している。しかしながらお小遣いが限られているランナーには、この金額は痛い出費だ。

 「もう少し安いシューズはないのか?」という声を聞く。そんなランナーには、ABC-MARTで限定展開されているシューズがオススメだ。

ABC-MART限定販売の「ナイキ ズーム ウィンフロー 2」

 これまでもナイキのフレックス フューリーなど、ABC-MART限定シューズのなかには、「機能性が高い割に価格がお値打ち!」と思えるシューズがいくつか存在した。今回紹介する「ナイキ ズーム ウィンフロー 2」もそんな1足。税抜価格が9,000円ジャストという価格設定は、昨今のランニングシューズの中心価格帯より若干安い。

メーカー名 ナイキ
製品名 ZOOM WINFLO 2
購入場所 ABC-MART オンラインストア
購入価格 9,720円
かかと部分には反発性能に優れたズームエアを内蔵する。

 実際に走ってみるとズームエアの高い反発性をしっかりと感じられるし、アッパーのフィット感もよい。アウトソールやミッドソールデザインは、希望小売価格で2,000円ほど高い、同ブランドの「ズーム ペガサス」に似ており、アウトソールのグリップ性も悪くない。

アッパーには足触りの良いエンジニアードメッシュを採用。足を包み込むようなフィット感が心地よい。

 よほどシューズに詳しい人でなければ、これより高い価格帯のランニングシューズとの機能の差は気付かないレベル。ビギナーはもちろん、この機能性なら中級ランナーが履いても満足できるだろう。

アウトソールは変形のワッフルアウトソール。特に耐久性に優れた配合となっている。

 一方でデザインに関しては「ズーム ペガサス」や「ズーム ストラクチャー」、「ルナグライド」といったナイキのメインモデルと比較するとやや弱い。

 昨年、同じくABC-MARTで限定展開された「フレックス フューリー」のいくつかのカラーが、一般展開のモデルと比較して、勝るとも劣らぬ出来栄えだったので、それと比べると多少残念な気はした。しかしながら機能性に関しては、その価格と対比させると、高い評価が与えられるシューズであることに間違いはない。

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。