セイコークロックは、木枠を使用した電波時計「SF234B」「KX325B」の2機種を2月27日より発売する。希望小売価格は両機種ともに31,500円。
● 太陽電池搭載の「SF234B」
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SF234B
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SF234Bは、太陽電池と、電池併用の電波時計。明るい場所では太陽電池を、暗い場所では補助電池を電源として使用する。本体には「明るさテスト機能」が搭載されている。これはSF234Bを使用する場所で、テストボタンを押すと、ソーラーバッテリーのみで運転可能、補助電池と併用、ソーラーバッテリーが起動しない、の3段階で判定されるもので設置場所を決める際の目安となる。
そのほか、本体には光センサーが搭載されており、一定以上の暗さになると秒針が自動的に停止するため、余計なエネルギーの消費を抑えるという。
また、裏面のスイッチを押すだけで工場出荷時にあらかじめ受信した時刻を表示させる「クイックスタート機能」を搭載している。
本体サイズは350×30×340mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.1kg。使用する補助電池はリチウム電池CR123A1個。
● 省エネ設計の「KX325B」
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KX325B
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KX325Bは、光センサー搭載で、暗くなると自動的に文字盤が点灯する電波時計。新たに高輝度のLEDライトを採用したことで、消費電力を従来製品の約1/5に抑えているのが特徴。これにより同社従来機種(KS260B/KS261B)では、使用電池が単二アルカリ乾電池4本と単三マンガン電池2本だったのがKX325Bでは、単三マンガン電池6本になった。電池寿命は明るさの設定が弱で、1日8時間点灯している場合で約1年。
また、照明を消して暗くなると自動的に秒針が停止する機能を備える。
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明るさ設定「強」で点灯している状態
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本体サイズは、345×47×345mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.5kg。文字盤の明るさの設定は弱/強/消の三段階。
■URL
セイコークロック
http://www.seiko-clock.co.jp/index.html
「SF234B」ニュースリリース
http://www.seiko-clock.co.jp/news/press/20090219_2/index.html
「KX325B」ニュースリリース
http://www.seiko-clock.co.jp/news/press/20090219_1/index.html
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( 本誌:阿部 夏子 )
2009/02/19 16:00
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