贈答用製品や、雑貨などを多数展示する「東京ギフトショー2009」が東京ビッグサイトにて開催されている。会期は2月6日までの3日間。主に雑貨店やファンシーショップなどで扱う製品を展示しているバイヤー向け見本市で一般客の入場は不可。
ここでは、最近特に注目を集めている持ち運び用のマグカップ、ポットをご紹介する。
● リバーズ、お弁当も入れられる「ウォールマグ」
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「ウォールマグ ポーター」価格2,200円
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コーヒーや紅茶を持ち歩くのはもはや定番となりつつあるが、その発想をランチタイムにも持ち込んだのがリバーズの「ウォールマグ ポーター」だ。形はよく見る保温機能のついたマグカップだが、ウォールマグ ポーターでは、内蓋を設け、更に携帯用のスプーンを付けることで「汁気のあるものをお弁当として持ち運ぶ」ことを提案している。
本体は二重構造になっているものの、保温効果はそれほどない。そのかわり、ウォールマグ ポーターは、電子レンジにも対応しているため出先でもう一度温め直すことができる。内蓋をラップ代わりに使えるという仕様も気が利いている。
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ランチを持ち歩くというコンセプトのもと作られた製品
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携帯用の折りたたみスプーンが付属する
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スプーンを組み立てた状態
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リバーズのブースで特徴的だったのは、製品のコンセプトが明確なこと。
例えば、“ソムリエのようなスマートな給仕”というのを、コンセプトとして作られたのが「ウォールマグ タワー」だ。レストランやホテルをイメージした高級感のあるシンプルなデザインは、生活感が薄く、このサイズの水差しボトルではなかなかないもの。また、給仕のしやすさという面では、滑りにくい素材を表面に採用しているほか、持つ場所に迷わない曲線の形状も有効だ。内部にはストレーナーがついているため水出しコーヒーやお茶にも対応している。6月ごろ発売予定。予定販売価格は3,200円。
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背の高さが特徴的な「ウォールマグ タワー」
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製品のコンセプトはイラストで説明されている
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内部についているストレーナー
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そのほか、何度も使う=リユースをテーマにしているのがその名も「リユースボトル」。持ち歩きを前提としているため軽くて扱いやすい素材を採用している。保温効果のあるポーチが付属する。
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カラフルな色が揃う「リユースボトル」。持ち運びに適した軽くて扱いやすい素材を採用している。5月頃発売予定。予定価格は1,380円
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リユースボトルのコンセプト
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フタを開けたところ
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● カメイ・プロアクト、陶器製の保温マグカップなど
高い保温性で高く評価されている携帯用マグカップ「サーモマグ」を扱うカメイ・プロアクトのブースでは、とにかくそのバリエーションに圧倒された。既に発表されている10種類以上に及ぶ様々な形のサーモマグは、タンブラー型、カップ型、コップのような形をしたものまで様々なものが用意されている。
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様々な形が揃う「サーモマグ」オリジナルコレクション
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ドット柄など女性の好むデザインも揃う
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その中でも目を引いたのが「セラミックカップ」だ。見た目は陶器のマグカップそのままだが、フタをあけてみると中の素材はセラミックになっている。セラミックによる保温効果に加え、フタ付きなのも嬉しい。作業しながら飲み物を楽しみたいときにぴったりの製品だ。
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セラミックコレクションは見た目には普通のマグカップと変わらないような陶器を採用したデザインが特徴。価格は各2,100円
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内部にセラミックを採用しているため保温効果がある
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また今年の夏以降、展開を始めるという「COOL GEAR(クールギア)」の製品も多数展示されている。取り付けられている保冷剤をあらかじめ凍らせておくことで飲み物を冷たいまま保つことができるという。会場ではタンブラー型の製品のほか、サンドイッチなどを入れられるケースなども展示されていた。
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サンドイッチやサラダを入れるのにぴったりな「EZフリーズ スクエア」。容器をあらかじめ冷凍しておくことで保冷効果を保つという。価格は525円
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大・小2種類のサイズを備える「アルミボトル」ストロー付きなので子供が使うのにも向く。Sサイズ、1,575円。Mサイズ1,890円
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■URL
東京ギフトショー2009
http://www.giftshow.co.jp/tigs/67tigsinvitation/index.htm
リバーズ
http://www.rivers.co.jp/
カメイ・プロアクトコーポレーション
http://www.kamei-pro.co.jp/
( 本誌:阿部 夏子 )
2009/02/03 17:11
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