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「アルカリ浄水器 TK-AP10」。写真下の「電解部」と、その上の「ポット型浄水器」部でワンセットとなる
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パナソニックは、シンク周りに機器を設置せずにアルカリイオン水が作れる電解水生成器「アルカリ浄水器 TK-AP10」を、4月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。
水を電気分解する「電解部」と、ポット型浄水器という2つのユニットでアルカリイオン水を作る電解水生成器。アルカリイオン水は胃もたれや胃の不快感の緩和など、胃腸症状の改善に効果があるとされている。
使用方法は、まずポット型浄水器内部に水道水を入れ、内部の浄水カートリッジに水を通して浄水する。その後、浄水器を電解部にセットすると、電解部が浄水器の給水口から水をポンプで吸い取り、電気分解でアルカリイオン水へと変える。電気分解の完了後は、再び浄水器へアルカリイオン水を戻す。浄水器はそのまま冷蔵庫に入れて保存できる。
浄水カートリッジは活性炭やセラミック、中空糸膜から成っており、残留塩素やクロロホルムなど、JIS規格で指定されている13物質が除去できる。また、鉄やアルミニウムの2物質も除去できる。
同社によると、シンク周りに機器を設置せずに、水道水が手軽に浄水できるポット型浄水器の市場が、前年同期比1.2倍に拡大しているという。また、本製品によって新しいアルカリイオン水の飲用シーンを提案するとしている。
本体サイズは、ポット型浄水器が98×251×259mm(幅×奥行き×高さ)で、電解部が130×252×114mm(同)。アルカリイオン水の生成時間は約2分間で、消費電力は約35W。浄水器は容量が1Lで、カートリッジ交換の目安は約4カ月。交換用カートリッジは1個入りの「TK-AP10C1」が2,520円、2個入りの「TK-AP10C2」が4,620円。
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TK-AP10の図解。電解部のポンプを使って、浄水器内部の水を循環し、電気分解する
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ポット型浄水器はそのまま冷蔵庫にセット可能
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TK-AP10の使用手順
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このほか、シンクに取り付けるタイプの電解水生成器「アルカリ浄水器 TK-AS10」「アンダーシンクアルカリ TK-AB40」も、同時に発売する。TK-AS10はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。TK-AB40の希望小売価格は144,900円。
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シンクに取り付けるタイプの電解水生成器も2機種発売される。写真は「アルカリ浄水器 TK-AS10」
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スリムなデザインが特徴の「アンダーシンクアルカリ TK-AB40」
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■URL
パナソニック
http://panasonic.co.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090129-1/jn090129-1.html
アルカリイオン整水器協議会
http://www.3aaa.gr.jp/
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2009/01/29 16:26
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