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【TOYフォーラム2009】
タカラトミー、生キャラメル製造器やブラックな「人生ゲーム激辛」など


会場内でもひときわ目立つタカラトミーのブース
 玩具の新製品を多数展示する販売店向けの商談会「TOYフォーラム2009」が、東京国際フォーラムにて開催されている。

 会場内でもっとも大きなブースを構えていたタカラトミーから紹介していこう。


生キャラメルをレンジで作れる「生キャラメルポット」

展示ブースにはずらりと生キャラメルポットで作ったキャラメルがあった
 生キャラメルはレシピがインターネット上で多数公開されているが、形を整えにくかったり、うまく固まらなかったりと難易度は高め。またどこでも売っているわけではないので、意外と食すチャンスは少ない。

 GIGAプリンなどのお菓子作りアイテムを販売しているタカラトミー流の生キャラメルへの回答となる「生キャラメルポット」が展示されていた。お鍋のような形状で、材料となるザラメ20g、生クリーム50cc、牛乳50ccを用意するだけと簡単。調理時間は約10分で、レンジで7分加熱し、取り出したあとはフタをクルクルと回すだけ。あとは冷蔵庫で冷やせば生キャラメルが完成するというシンプルなものである。対象年齢15歳以上となっているが、親子で作るときにもよいアイテムだ。

 発売は4月からで、希望小売価格は3,129円。


見た目は取っ手付きのお鍋である
大きさは成人女性の手のひらサイズ。子どもからするとちょうどいいワクワクしてしまうサイズとなる
バニラの香りを加えたり、きなこでくるむなどオリジナルフレーバーも作れてしまう

リストラ、デキ婚、フィッシング詐欺――ちょっとダークな「人生ゲーム激辛」

 タカラトミーといえば、真っ先に人生ゲームが浮かぶ人も多いことだろう。目に飛び込んできたのは「人生ゲーム極辛」。ストレス社会や格差社会などをモチーフにした内容となっており、なんともやっててツラくなりそうなゲームだ。コンセプトは「人生、波瀾万丈」で、本製品のボードサイズは従来の人生ゲームの1.5倍。製品説明をみていたら勝利のヒントとして、ストレスをためずに、一発逆転を思い描けとあった。実に人生ゲームらしい。

 発売は4月で希望小売価格は3,990円。


広大なボードが特徴。スパイラルゾーンはきついイベント盛りだくさんで盛り上がりところだ
フィッシング詐欺など今風のイベントが多数用意されている

楽しく育成しながら貯金できるパンダバンク

 昨年に発売された「人生銀行」の派生商品となる「パンダバンク」。パンダの頭部をイメージしたデザインがキュートで、子どもや女性を狙った製品となっている。特長は1円から500円までの硬貨を餌に見立てており、お金を入れると餌をあげたことになり、料理によってパンダが変化を起こすところ。ストーリーも用意されており、お金を入れない(餌をあげない)と催促してきたり、放置しているとどこかへいってしまうといったユニークなものなのだ。

 また日本国内の硬貨以外にも海外の硬貨も使用可能となっている。パンダバンクは5月発売で希望小売価格は3,150円。


パンダバンクを精力的にアピールしていた
パンダの頭部型の貯金箱。オブジェクトとしてもユニークでいい

 また大人の男性をターゲットにした貯金箱も展示されていた。かつてゲームセンターの代名詞的存在であったインベーダーゲームの筐体を再現したもので、その名も「スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク」。筐体を1/6で再現し、100円を投入するとプレイもできるというから驚きだ。プレイしてみたが、サウンドもしっかりと再現されており、100円玉を積んでプレイしたくなってしまった。


懐かしいインベーダー筐体な貯金箱。すごくほしくなった
レバーやボタンもしっかりと再現されている。レバーは極小なのでつまみ持ちしかできない

写真右側にあるものがタワータイプのロールプレイング貯金箱だ。ゲーム層ということで、小中学生からも人気が高いようだ
 もう1つはゲーム世代を狙った「ロールプレイングゲーム貯金箱」。ゲーム内のアイテムは貯金した金額で購入して、ダンジョンをクリアしていくというもので、なかには1万円のアイテムもあるようだ。「人生銀行」と同様に楽しく、目的意識を持って貯金するというコンセプトをうまく活かした製品だと感じた。気になる価格だが、スペースインベーダー ゲーム筐体型バンクが3月発売で5,775円。ロールプレイングゲーム貯金箱は発売中で、3,990円となっている。


机の上にあると楽しくなりそうなガチャガム

 ガチャガチャのようにつまみを回すと粒ガムが出てくる「ガチャガム」は、グリーン、ブルー、ピンクなど多数のカラーバリエーションが用意された、子どもも大人も楽しめるグッズ。オフィスにあっても問題ないという作りで、大手菓子メーカーのガムボトルをそのまま装填することも可能となっている。仕事のお供にガムが必須という人にはうれしい機能といえよう。

 またボディを巻くガチャガムシートのコラボも計画されているようで、好きにカスタマイズできるため、自分専用ガチャガムも作れる。Webサイトからシートをダウンロードして、自宅でプリントアウトという方式の模様。やる気になれば自作もできそうだ。発売は5月からで、希望小売価格はそれぞれ1,554円となっている。


女性を狙ったカラーが多いが、男性狙いのカラーリングも用意されている
コンビニで見かけるガムボトルをそのまま装填できるのもおもしろい
写真ようにつまみを回すとガムが一粒出てくるのだ




URL
  株式会社タカラトミー
  http://www.takaratomy.co.jp/


( 林 佑樹 )
2009/01/16 00:03

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