|
MJ-M31(キャベツグリーン)
|
パナソニックは、食物繊維が豊富なジュースを作れるジューサーミキサー「MJ-M31」を2009年2月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。
ジューサー、ミキサーそれぞれに野菜や果物をより細かくなめらかに切削する「ファイバーカッター」を新たに搭載したのが特徴。ジューサーカッターでは、刃先の数を従来の9個から12個に増やし、ミキサーカッターでは、刃先の角度を従来の約30度から約22度に鋭利にして、刃先を鋭利にした。これにより、野菜や果物を従来より細かく切削でき、ジュースに含まれる食物繊維量が従来機より、ジューサー使用時で約20%、ミキサー使用時で約15%増加したという(人参ジュースの場合)。
|
ジューサーカッター部。刃の目立ての数を従来より3つ多くした
|
また、ジューサーでは絞り出したジュースを受ける容器の口に食物繊維の量を調節する「食物繊維切替フィルター」を設置。好みに合わせて食物繊維の量を調節できる。
ミキサーでは、カッターの改良により、柑橘系果物などの内皮や皮の内側の白い部分を付けたまま攪拌しても、ザラつきの残らないなめらかな飲み口になったという。また、コーンなどもなめらかに攪拌できるようになったため、スープなどを作る際の裏ごしも必要ないという。
ミキサーには、円形のプレートと円錐部分で液体を効率よく攪拌、循環させる「スイートバー」を新たに付属した。円形のプレート部分が回転して底部から液体を攪拌し泡立て、円錐部で効率よく循環させるので、空気を含んだ気泡をつぶさずに泡立てることができる。きめ細かな気泡を含んだ生地ができるので、アイスクリームやケーキの生地を作るのに向くという。
また、食物を粉砕するミル機能も付属する。
安全面では、本体のふたが空いたままでは動作しない「安全スタート機構」を採用している。フタを閉めると、ハンドル内部に設置されたバーが動き、本体のピンに作動するという仕組みで、ピンが作動していない時はカッターが作動しないという仕組み。
|
|
スイートバーを使った攪拌は従来よりもふんわりと仕上がる
|
安全スタート機構の仕組み
|
本体サイズは182×230×322mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力はジューサー部が220W、ミキサー部が260W。容量はジューサー部が約500ml、ミキサー部が約700ml、ミル部は乾燥した食材の場合で50g、濡れた状態の食材の場合で約200ml。本体カラーはピュアホワイトとキャベツグリーンの2色。
また、ミル機能を省略した「MJ-M21」と、ジューサー単体の「MJ-M11」も同時発売される。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は「MJ-M21」が22,000円前後、「MJ-M11」が18,000円前後。
なお、MJ-M31は、パナソニックのショッピングサイト「PanaSenseパナセンス」で、100台限定のモニター販売が行なわれる。応募期間は12月10日から12月24日まで。
|
|
MJ-M21
|
MJ-M11
|
■URL
パナソニック株式会社
http://panasonic.jp/
■ 関連記事
・ ナショナル、食物繊維の量を調節できるジューサーミキサー(2006/12/04)
・ 家電製品ミニレビュー ナショナル「MJ-M30」(2007/03/08)
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/12/01 14:43
- ページの先頭へ-
|