萬品電機製作所は24日、同社の1口ハイラジエントヒーター、4機種において、誤作動するおそれがあるとして、製品をリコールすることを発表した。
対象となる製品は「MDS-113RE/MDS-113REB/MDS-218RE/MDS-218REB」の4製品。いずれも2003年3月~2008年1月までに販売されたもので累計販売台数は31,928台。設計上でのノイズ対策が不十分で、外部からのノイズ、水分が製品内に侵入すると、誤作動を起こし電源スイッチが入るという。
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該当製品の機種名の確認方法
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リコール対象製品の確認方法
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事故が初めて確認されたのは2007年6月。製品の上に置いてあった洗い桶が溶解する事故が起きた。そのあとも製品の上に置いてあったカセットコンロが溶解するなど、同様の事故が6件起きたため調査を行なったところ、ノイズ対策の不備が指摘されたという。
同社では対象ユーザーに対し、専用ダイヤルへ連絡するよう求めている。連絡があったユーザーに対しては無償で点検・修理を行なう。
■ お問い合わせ先
TEL.072-928-7778
FAX.072-922-4869
■URL
株式会社萬品電機製作所
http://www.manpin.co.jp/
1口ラジエントヒーターの回収・点検修理について
http://www.manpin.co.jp/pdf/oshirase080623.pdf
経済産業省「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou080624_1.pdf
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/06/24 17:37
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