株式会社富士通ゼネラルは、同社が製造・販売した冷蔵庫について、発煙・発火の恐れがあると発表した。該当製品のユーザーに対して、無償で点検・改修を行なう。
対象となる製品は、同社が1997年から2001年までに製造した「ER-387VM-H」など24機種。このうち庫内に食品の汁などをこぼした場合、電装部に液体が流れ込み、コネクタ部にトラッキング現象が発生し、発煙・発火に至る恐れがあるという。対象台数は107,896台。対象製品の機種名、製造番号は、同社のホームページにて公開されている。
同社では10日付けの新聞にて社告を行ない、対象製品のユーザーに対して問い合わせ窓口への連絡を呼びかけるほか、ホームページでは受付専用のフォームも用意される。連絡後、担当者がユーザーの自宅に訪問し、改修を行なう。作業にかかる時間は30分程度。
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製品名・製品番号が記されたシールの貼り付け位置
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表示シールの例
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■URL
株式会社富士通ゼネラル
http://www.fujitsu-general.com/jp/
富士通ゼネラル製冷凍冷蔵庫の無償点検・修理のお知らせ
http://www.fujitsu-general.com/jp/i_info/ref0806/index.html
消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について(PDF 経済産業省)
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou080610_1.pdf
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/06/10 16:36
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