|
エコ・ファーストマーク。エコ・ファースト制度に認定された企業は、このマークを店舗や広報活動に利用できる
|
株式会社ビックカメラは16日、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」の第一号に認定されたと発表した。
「エコ・ファースト制度」は、企業が環境大臣に対し、京都議定書で定められたCO2など温室効果ガスの削減目標を達成するために、環境保全に対する取り組みを約束する制度のこと。各企業は、自らが設定した約束を守ることを条件に、「エコ・ファーストマーク」を店舗や広報活動に使用できる。
同社が提出した約束では、省エネ家電の普及促進や、家電リサイクル法の推進、パソコンのリユースといった取り組みの強化を約束。また、使用済み携帯電話を夏までに全店舗で回収する。さらに、包装容器の削減目標も提示し、紙の買い物袋を28トン、プラスチックのレジ袋を29トン削減し、ダンボールや発泡スチロールなどの配送時の梱包材の再資源化目標も設定している。このほか、外壁の照明に消費電力の少ないLEDを採用し、空調温度設定の省エネ化や、展示商品の電源の一部をOFFにするなどの施策により、環境配慮型の店舗作りも行なう。
企業単位でのCO2削減目標も設定しており、前述の取り組みなどで、店舗面積当たりのCO2排出量を、2010年までに2006年度比で4%削減するという。
同社は今後、約束の進捗を確認し、結果を環境省へ報告する。
■URL
株式会社ビックカメラ
http://www.biccamera.com/
ニュースリリース
http://www.biccamera.co.jp/ir/news/pdf2008/20080415_2news.pdf
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/04/17 00:07
- ページの先頭へ-
|