セイコーエスヤード株式会社は、同社が取り扱う男性用・女性用理美容家電と、毛玉取り器の事業を3月31日に終了すると発表した。4月1日以降は、株式会社泉精器製作所が事業を引き継ぐ。
事業譲渡の対象となる商品は、シェーバー、バリカン、ヒゲトリマー、マユコーム、まつげカーラーといった男性/女性用理美容家電と、毛玉取り器。同社ではユーザーに対し「皆様の40余年にわたる、長らくのご愛顧に対し深く御礼申しあげます」としている。
同社は事業譲渡の理由として、現在取り扱っているゴルフクラブやストップウォッチ、歩数計などのスポーツ分野に経営資源を集中する狙いがあるという。このほか、理美容家電の市場が縮小し、他社との競合が加速していることも一因としている。
なお、現在使用中の製品のアフターサービスは、4月以降は泉精器製作所の「セイコーシェーバー係」が対応する。
■URL
セイコーエスヤード株式会社
http://www.seiko-syd.co.jp/
シェーバー等理美容用品、毛玉取り器の事業譲渡のお知らせ(PDF)
http://www.seiko-syd.co.jp/news/080324.pdf
株式会社泉精器製作所
http://www.izumi-products.co.jp/
■ 関連記事
・ やじうまミニレビュー セイコーの毛玉取り機、2機種を試す(2007/11/07)
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/03/26 12:39
- ページの先頭へ-
|