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コンビニクーラー CV-W80CH
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シャープ株式会社は、室温から13~14℃冷たい風を送風する除湿乾燥機「コンビニクーラー CV-W80CH」を、4月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。
室温よりも低い冷風を吹き出すことで、人がいる場所だけを直接涼しくする「スポット冷風」機能を備えた、冷風機能付き除湿乾燥機。従来機種「CV-U71CH」からは、より冷たい送風が可能になっており、CV-U71CHの冷風の温度は、室温比でマイナス12~13℃だったが、本製品では同比でマイナス13~14℃となっている。
また省エネ性能も向上しており、消費電力は、CV-U71CHが最大で250Wだったのに対し、本製品では235Wとなった。冷風運転を2時間使用した場合の電気代は、50Hzで約9円、60Hzで約11円となり、同社では「非常に経済的」としている。
このほか1日当たりの除湿量も、7.1Lから8Lにアップしている。
運転中は、部屋干しで発生した生乾きのいやな臭いを雑菌を除去する「除菌イオン」を発生する。除菌イオンはこのほか、高湿度により発生しやすいカビ菌も抑制し、静電気を取り除いて花粉やハウスダストが衣類に付くのを抑えるという効果もある。
衣類乾燥モードとしては、コンプレッサー方式の除湿機能と、セラミックヒーターによる乾燥機能を併用する「ヒート速乾」モードを搭載。湿度の高い梅雨時や、室温が低い冬場でもスピーディーに乾燥できるという。乾燥時間は約92分。ヒーターを使わない標準モードも用意されている。
さらに、使いたい部屋に気軽に持ち運べるよう、本体には取っ手と4輪キャスターを備えた「スーツケーススタイル」を採用。エアコンがない洗面所などのパーソナルスペースへ移動することで、手軽に涼感が得られるという。
本体サイズは372×235×560mm(同)。重量は12.5kg。除湿面積の目安は9~18/10~20畳(50/60Hz)。排水タンク容量は約1.8L。本体カラーは、ホワイト・ブラックの2色。前面パネルにはキルティング調のデザインを採用する。
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部屋全体ではなく、人の居る場所だけに冷風を届ける点が特徴
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持ち運んで使えるよう、取っ手やキャスターを付けるなど「スーツケーススタイル」を採用する
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■URL
シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080317-b.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/03/17 13:09
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