家電Watch logo
記事検索
最新ニュース
【 2009/03/30 】
世界の家電需要、電子レンジやエアコンなどが伸長
[15:49]
【 2009/03/27 】
三洋、消費電力が少なく除菌/脱臭効果も高い新電解水技術
[17:50]
シャープ、レンズ搭載で照射範囲が広くなったソーラー・LED照明
[15:16]
パナソニック、深澤直人デザインの照明器具
[00:04]
京セラ、京都府本庁舎に太陽光発電システムを設置
[00:03]
【 2009/03/26 】
ジレット、T字カミソリ「フュージョン5+1」とマンダム製品のコラボモデル
[17:08]
三洋、ドイツ「ミュージックメッセ」にeneloopを出展
[16:47]
パナソニック、最新美容家電が使えるサロンをEchika池袋にオープン
[00:03]
【 2009/03/25 】
Honeywell、手入れが簡単な静音仕様のサーキュレーター
[17:58]
2月のエアコン出荷実績、前年比13.3%の2ケタ減
[16:00]
2月の家電出荷額は前年同月比0.3%減の1,091億円
[15:59]
エレクトロラックス、世界のリゾートをイメージしたサーキュレーター
[15:02]

ヤマダ電機、LABI千里を明日オープン

~山田社長、今後7店舗のLABI出店を明かす

ヤマダ電機 LABI千里
 ヤマダ電機は、3月7日に、「ヤマダ電機 LABI千里」を、大阪府豊中市の千里中央駅前にオープンする。これに先立ち、報道関係者に店内の様子を公開した。

 同店は、売り場面積約3,700坪、レストランフロア約1,200坪をあわせて、約4,900坪を誇る都市型大規模店舗。

 同社のLABIとして、関西圏においては、2006年3月にオープンしたLABI1なんばに次いで2店舗目。全国では、仙台、池袋、品川大井町、新橋デジタル館、秋葉原パソコン館に次いで7店舗目となる。

 LABI千里は、「のんびり・じっくり 自分のぴったりを探そう」をコンセプトに、「発見・体験・楽しさ・発信」をキーワードにした体験型の店舗づくりを目指したという。

 北大阪急行電鉄南北線千里中央駅の北改札口を出て、駅とつながるペデストリアンデッキ直結で入店できるのが特徴。大阪高速鉄道大阪モノレール線の千里中央駅からもすぐだ。

 入居するビルは、地下2階、地上9階建て。そのうち、1階から地上3階までを売り場としており、4階を飲食テナントとした。6~9階までが600台収容の駐車場。地下1階は駐輪場。また、5階は倉庫、地下2階および1階は事務所となっている。

 ギフト・生活関連商材を扱う新商品カテゴリーの「ELENTA(エレンタ)」を、品川大井町店に続き、大阪府内の店舗として初めて展開。さらに、同社初の試みとしてレストランフロア「LABI sen-chu dining」を4階フロアに開設。15店舗の飲食店を入居させた複合型店舗として構成している。

 LABI千里店の店長には、なんばLABI1の店長を務めていた仁藤知明取締役常務執行役員が就任する。


100万部配布したというオープンセールのチラシ ヤマダ電機LABI千里にあわせて用意されたポスター
千里中央駅のペデストリアンデッキと直結している

ヤマダ電機代表取締役社長兼CEOの山田昇氏
 ヤマダ電機代表取締役社長兼CEOの山田昇氏は、「70万点の品揃えによる利便性に加え、サービスをソリューションとして提供できる店。ゆとりの空間によって、長く滞留できる環境を提供することにも力を注いだ。さらに、安心価格保証、長期無料保証、ポイント進呈といったサービスも提供する」と語る。

 社員数は300人。「社員1人あたり1億円の売り上げとして、まずは300億円の売上高を目指す。この予算を計画通りに達成すれば、なんばLABI1とあわせて、大阪地域において、上新電機と肩を並べる影響力になる」とした。

 また、今回の出店が、なんばと地下鉄御堂筋線(途中から北大阪急行電鉄が乗り入れ)で一本でつながること、さらにその間にヨドバシカメラのマルチメディア梅田があることについても言及。「両側から挟み撃ちしてやっつけようというつもりはない」として笑いを誘ったあと、「大阪では、北と南にそれぞれ一店舗ずつLABIを出店したいと考えていた。たまたま、ここに物件があっただけ。なんばは、ターミナル店とは言い難いところがあるが、新店舗は駅と直結する立地となっており、こちらの方がLABIの理想に近い店舗」とした。


ヤマダ電機LABI千里のフロア構成図
店内のあちこちに、ヤマダポイントカード受付機も設置している
ヤマダ独自の安心価格保証を打ち出し、価格訴求にも余念がない

取締役常務執行役員兼LABI千里店店長の仁藤知明氏
 一方、なんばLABI1の現状についてもコメント。「今年3年目を迎えようとしているが、初年度の売上目標300億円をクリアし、400億円近いところまできている。順調に推移している」とした。

 さらに山田社長は、今後、7店舗のLABIを出店する計画があることを明らかにし、「いずれもいい場所を確保できている。だが、いい場所には必ず競合も進出している」として、競合店との熾烈な競争環境での出店計画となっていることを示した。

 現在、高崎、渋谷、新橋へのLABI出店が明らかになっており、これに加えて4店舗の計画があることがわかった。

 なお、ヤマダ電機LABI千里は、3月7日午前10時に開店。各フロアにおいて、オープン記念の目玉商品を用意している。

 また、開店に先立ち、午前9時40分からオープニングセレモニーを開催する予定で、山田昇社長や仁藤知明店長のほか、ヤマダ電機のイメージキャラクターを務める俳優の高嶋政伸さん、千里中央センター地区振興協議会の北川一雄会長などによるテープカットおよびオープニングカウントダウンが予定されている。

 では、ヤマダ電機LABI千里の店内の様子を、写真を追って見てみよう。





1階

1階はパソコン、パソコンサプライ、周辺機器、オーディオ、デジカメ、法人専用窓口、カー用品、書籍を扱っている
パソコンの展示
デスクトップ、ノートパソコン、モバイルパソコンに分類した上で、メーカー別に展示している

Macコーナーもある
オープンにあわせて福袋を用意。パソコンサプライが入っている
プリンタコーナー

書籍コーナーはパソコンや電機関連だけでなく、雑誌や児童書なども含めて幅広く品揃えしている
ゆっくりと「座り読み」ができるコーナーも用意
1階入口付近の休憩コーナー。買い物に疲れたら休めるようにしている

2階

2階は、テレビ、携帯電話、デジタレコーダー、玩具、ゲーム、CD/DVDソフト売り場
2階の入口付近は携帯電話売り場。各社の製品が一堂に展示されている
液晶テレビ、プラズマテレビの展示にも力を入れている

ブルーレイディスクおよびDVDレコーダー売り場。レコーダーは、このほかにも展示している
DVDソフトやゲームソフトの展示も圧巻。この地域では類をみないほどだ
103インチプラズマテレビも展示。2階入口の目立つところに置かれている

3階

3階は、生活家電、季節家電、照明、健康器具、ブランド品などのほか、ギフト・生活雑貨の「ELENTA」も扱っている
売り場は通路を広く取っている。これがヤマダ流の展示方法
エスカレータもこのように広いスペースを確保

洗濯乾燥機は斜めドラム型のほか、縦型の展示も充実。開店時には126機種を展示
冷蔵庫も様々なタイプを展示。164台を展示しているという
エアコンはヤマダ電機でも随一の展示。LABI千里店では194台を展示している

生活家電の品揃えは随一といえそうだ
健康器具の展示も充実。実際に体験できるようにしている
時計売り場。高級時計も展示販売している

こちらはブランド品コーナー ギフト・生活関連商材を扱う新商品カテゴリーの「ELENTA(エレンタ)」 ELENTAコーナーでは約1万商品を品揃えしている

4階

4階はレストランフロア「LABI sen-chu dining」。sen-chuとは、千里中央の略称 様々な形態の飲食店が入居している 買い物をしながら、おなかが空いたらレストランフロアに行くという使い方ができる
※記事中の価格やポイント還元率、在庫状況は、当日の取材時点のものであり、これらの価格およびポイント還元率、在庫の有無を保証するものではありません。





URL
  ヤマダ電機
  http://www.yamada-denki.jp/

関連記事
ヤマダ電機、「LABI池袋」オープン(2007/07/13)
ヤマダ電機、「LABI秋葉原パソコン館」を12月14日にオープン(2007/12/06)
ヤマダ電機、「LABI新橋デジタル館」をオープン(2007/12/06)


( 大河原 克行 )
2008/03/06 17:47

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.