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クワイエ VC1000X
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東芝コンシューママーケティング株式会社は、「業界No.1」の静音性を備えたサイクロン式掃除機「クワイエ VC1000X」を3月1日に発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後。
従来製品とは全く異なる内部構造を採用し、動作音を「業界No.1」となる49dBとしたことが最大の特徴。騒音・振動の原因となるモーターを、「ショックアブソーバー」と呼ばれるカバーで包み込み、さらにそれを4本のサスペンションで支える構造を採った。ショックアブソーバーの内部にも3本のサスペンションを備え、二重構造で騒音、振動を吸収している。さらにモーター自体の静音化、排気の気流を改善するなどし、従来機種で57dBだった運転音を49dBとした。
近年、サイクロン式掃除機では、その弱点とされる手入れの手間を省く機構がトレンドとなっている。クワイエではまず、秒間風速約65mの高速な気流でゴミと空気をより分ける仕組みを備え、ホコリやチリがフィルターに付きにくい構造を採った。さらに、本体の電源を切るたびに、フィルターへ振動を加えて目詰まりの原因となる細かいチリやホコリを落とし、さらにそれをダストカップへ吸い込む機能を新たに搭載したことにより、10年間、メンテナンスが不要という。運転後にフィルターを振動させる機種はメーカーを問わず、一般的になっているが、さらにそれを一歩進めた機能となっている。
また、掃除機内のニオイや菌の繁殖を防ぐ機能も搭載。除菌効果の高いオゾン毎分約250回、本体内に循環させ、掃除機内を除菌・脱臭する仕組み。本体にはフラボノイドフィルター、ゼオライト脱臭フィルター、ヘパクリーンフィルターを内蔵し、排気の清潔さもにも配慮した。
このほか、ヘッドのブラシの回転状況などにより、モーターを自動制御し、消費電力を約24%削減する「新エコ自動運転モード」や、ヘッドの進行方向に合わせてブラシの回転の向きを変える「新快走オートマパワーヘッド」、夜間に使用するときなど、動作音を抑えて運転する「マナーモード」など、全面的に機能が刷新されている。
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メンテナンスフリーと排気を清潔にする仕組み
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カラーは4色展開
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本体サイズは262×374×245mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は5.7kg。最大消費電力は1,000W。最大の吸込仕事率は450W。本体カラーはメタリックレッド、メタリックブラック、メタリックグリーンの3色が用意される。
■URL
東芝コンシューママーケティング株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tcm/
ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/tcm/pressrelease/080214_j.htm
掃除機関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm
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そこが知りたい家電の新技術「タイフーンロボ」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0620/kaden002.htm
( 本誌:伊藤 大地 )
2008/02/15 00:06
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