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「今使っている掃除機は紙パック式」が6割以上、インターワイヤード調査


 インターワイヤード株式会社は、同社が運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」において、掃除機に関するアンケート調査結果を公開した。その中で6割以上が紙パック式掃除機を使用していることが明らかになった。

 調査はDIMSDRIVEが2007年12月5日から13日にかけて実施。男性3,548人、女性5,255人の計8,803人から意見を募った。

 まず自宅で使用している掃除機のタイプについては「紙パック式」が64.7%と圧倒的に多かった。「サイクロン式」を所持している人は24.1%と紙パック式の半数以下と言う結果。そのほか、「スタンド式」(5.1%)、「ハンディクリーナー」(2.1%)と続く。

 紙パック式を選んだ理由については、価格や扱いやすさに支持が集中した。「価格が安いから」を理由に挙げる人がトップで41.9%。2位は「紙パックのままゴミが捨てられるから」(27.8%)、以降「使い慣れているから」(15.4%)、「紙パック式しか売っていなかったら」(12.8%)、「手入れが楽だから」(12.5%)など、機能面よりも手軽さを重視した意見が目立った。

 一方、サイクロン式を選んだ理由では吸じん力など具体的な機能面を挙げる人が多く、価格に関する理由はランク外という結果になった。「紙パックを買わずに済むから」(59.5%)、「吸じん力が落ちなそうだから」(38.9%)、「紙パック式よりもホコリやダニをきちんと除去しそうだから」(25.4%)など、機能に対しての期待が高いことがうかがえる。

 掃除機を選ぶときに参考にするものは、という質問では店舗に関する項目が目立った。回答では「店頭の商品・POP」と答える人が圧倒的に多く、45.3%だった。そのほか「店員の話」(22.0%)、「カタログ・パンフレット」(14.1%)、「店頭商品の試用」(13.8%)など店舗に関する回答が続く。

 掃除機の購入価格は2万円未満が52.2%で全体の半数以上を占めた。最多購入価格帯は1万円~1万5千円で5万円以上の掃除機を購入していたのは全体の5.0%だった。

 掃除機を選んだポイントはという質問には価格または割引率に次いで、「紙パック式かサイクロン式か」を挙げる人が24.0%で2位という結果になった。以下「吸引仕事率」(21.0%)、「本体の重さ」(20.8%)、「本体の形状(スタンド型・ハンディタイプなど)」(18.4%)となっている。

 現在使用している掃除機のメーカーは「ナショナル」(16.6%)、「サンヨー」(16.0%)、「東芝」(15.5%)と国内大手メーカーがトップを占めた。海外メーカーでランクインしたのは「ダイソン」のみで3.3%だった。





URL
  インターワイヤード株式会社
  http://www.dims.ne.jp/index.asp
  DIMSDRIVE『掃除機』に関するアンケート
  http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/080117/


( 本誌:阿部 夏子 )
2008/01/18 00:01

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