東芝ライテック株式会社は、一般家庭で広く用いられているE26口金に対応したスポットライト型のLEDランプを、12月20日より発売する。ラインナップは、電球色の「LEL-SL5L-F」、白色の「LEL-SL5N-F」の2機種。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも7,000円前後。
高輝度LEDを搭載した照明シリーズ「T.LEDs(ティー・レッズ)」として発売される、ダウンライト・スポットライト用の家庭用照明器具。同社では2006年6月にE17口金タイプを発売していたが、本製品は家庭用として普及されているE26口金用となる。
消費電力を抑えつつ、白熱電球と同等の明るさを実現したのが特徴。パワーLED4個を光源とし、これを東芝独自の放熱構造と電源回路と組み合わせ、また必要な場所に効率よく配光するよう反射板を配置した。これにより光度は、電球色のLEL-SL5L-Fでは180cd(カンデラ:光度を表わす単位)、白色相当のLEL-SL5N-Fでは270cdとなった。消費電力は5.3Wながら、同社の白熱電球のレフランプミゼット形40Wタイプ(RE100V38WM)と同等以上の直下照度が得られるという。
また、白熱電球と交換することで、消費電力を抑えてCO2排出量の削減効果もある。同社のレフランプミゼット形40Wタイプから置き換えると、2万時間使用した場合、約360kgのCO2を削減でき、これは26本の杉が1年間に吸収するCO2の量に匹敵するという。
製品の寿命は、E17口金タイプと同じ2万時間。1日中点灯し続けても2年以上は持つため、ランプ交換が困難な場所に適しているという。また、LEDは放射熱が少ないため、生鮮食品や美術品など、熱に弱いものを照らすことにも向くとしている。
本体サイズは、66×101mm(外径×高さ)で、重量は200g。全光束は、LEL-SL5L-Fが160lm、LEL-SL5L-Fが240lm。
■URL
東芝ライテック株式会社
http://www.tlt.co.jp/tlt/
ニュースリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p071126/p071126.htm
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/11/26 17:57
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