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瞬間湯沸かし式温水洗浄便座「SCS-S510」
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東芝コンシューママーケティング株式会社は、瞬間湯沸かしユニットを搭載した瞬間湯沸かし式温水洗浄便座「SCS-S510」「SCS-S500」の2機種を11月23日から発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、SCS-S510が60,000円前後、便座自動開閉機能などを省いた、SCS-S500が50,000円前後。
「SCS-S510」は省エネ性と清潔性が特徴。一般的に瞬間湯沸かし式はタンクに温水を貯めて使用する貯湯式に比べ、省エネ面で有利とされている。同社によると、近年の省エネ志向により、現在では市場の2割程度の瞬間湯沸かし式の温水洗浄便座は、今後増加する見込みだという。
SCS-S510は、新開発のヒーターユニットと、便座とのすき間を少なくして余分な放熱を防ぐ形状のフタを採用したことにより、省エネ基準達成率137%を実現したという。年間消費電力は同社貯湯式の機種が年間305kwhに対して、SCS-S510年間137kwhで、約55%の消費電力を削減した。また、夜間など使用回数が少ない時間帯は座面ヒーターへの通電を停止するタイマー節電機能を使うことでさらに電気代を節約することが可能だという。
またユーザーのニーズは清潔性にあるとし、抗菌性のある「銀イオンノズルクリーン」を採用。これは洗浄ノズルを使用する度に、内蔵されている抗菌ガラスから生成される銀イオンがノズルを自動で洗浄するという。
ノズルから噴出する洗浄用の水は、空気の泡を混入させたエアインマイルド洗浄を採用。これにより使用水量は従来機種の半分になったという。水量は4段階から選択可能。そのほか、「ムーブ洗浄」の機能も搭載し、ノズルの位置は7段階の調節が可能になっている。
上位機種のSCS-S510には、「スピード脱臭」機能が搭載。リモコンの「スピード脱臭」ボタンを押すと、自動脱臭時の約3倍の吸い込み風量になり、気になるニオイを素早く脱臭するとしている。また、便座の自動開閉機能も上位機種のみ搭載する。
色はパステルーアイボリーの1色。本体サイズは429×541×144mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。定格消費電力は1,267W。便座の温度設定は30~40℃、水温設定は30~40℃のそれぞれ4段階。
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便器に密着するフタが特徴
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付属のリモコン
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■URL
東芝コンシューママーケティング株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tcm/
( 本誌:阿部 夏子 )
2007/11/08 00:02
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