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E-CORE60 LEDD-66001W-LS1
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東芝ライテック株式会社は、60W白熱電球並みの明るさと高いエネルギー効率を備えたLEDダウンライト「E-CORE60」を、11月1日より発売する。ラインナップは以下の通り。
型番 | タイプ | 器具光束(lm) | 消費電力(W) | 光色 | 平均演色評価数 | 希望小売価格 |
LEDD-66001W-LS1 | 効率重視タイプ | 390 | 7.8 | 白色相当 | Ra78 | 23,800円 |
LEDD-66001L-LS1 | 効率重視タイプ | 290 | 電球色相当 | Ra70 | 23,800円 |
LEDD-66002W-LS1 | 演色性重視タイプ | 280 | 白色相当 | Ra92 | 24,800円 |
LEDD-66002L-LS1 | 演色性重視タイプ | 235 | 電球色相当 | Ra92 | 24,800円 |
業務用、住宅施設用のLEDダウンライトシリーズ「E-CORE」の新製品。光束は390lm(ルーメン)と、白熱電球の60W相当の明るさを持ちながら、消費電力を7.8Wと、白熱電球の約1/7に抑え、大幅な省エネに成功したのが特徴。1台当たりの年間CO2排出量は、60W形白熱灯の262kgに対し、本製品では38kgと、約85%の削減になるという。また、光束が初期の70%になるまでの点灯時間は40,000時間で、60W形のミニクリプトンランプに比べ、20倍の寿命を持つという。
同社ではまた、経済性にも優れていることをアピールしており、E-CORE60と60W白熱電球を、それぞれ220台ずつ使用したコストを比較すると、約1.7年(約1年8カ月)でイニシャルコストが回収できるという。続けて4年半使用した場合は、E-COREの方が約630万円の得になるとしている。
さらに、省スペース化も図った。同社の白熱灯ダウンライトでは、埋込穴の直径が125mmだったが、本製品では100mmとした。100V電源がそのまま結線できるので、白熱灯と同じ手法で施工できるという。なお、直径125mm、150mmの既設の埋込穴に対応するプレートもオプションで販売する。希望小売価格はいずれも2,900円。
このほか、グレア(不快や見辛さを感じるまぶしさ)を抑える内部構造を採用。本体に装着して拡散光として使用できる「拡散カバー」もオプション販売される。希望小売価格は1,000円。
なお、CO2の削減を目的とした京都議定書目標達成計画において「LED照明は白熱電球のエネルギー消費量の1/5以下、価格差は3.8倍以内」にするよう目標設定されているが、本製品はその目標数値をいずれも達成している。
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設置イメージ
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220台設置した場合の同社の試算では、約1.7年後にイニシャルコストを回収。4.5年後には、白熱灯よりも約630万円電気代が特になるという
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■URL
東芝ライテック株式会社
http://www.tlt.co.jp/
ニュースリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p071019/p071019.htm
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