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クリエア EP-BV60 ホワイト
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日立アプライアンス株式会社は、従来製品から加湿量を1.6倍増やし、毎時600mlの加湿能力を備えた空気清浄機「クリエア EP-BV60」を、9月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。
同社の空気清浄機「クリエア」シリーズの最新機種。新機能として、本体の風路内に「モード切り替えシャッター」を搭載したのが特徴。これは、加湿モード時にはシャッターを閉じて、気化フィルターに効率よく空気を送り込むというもの。気化フィルターは、有効表面積を従来製品から2倍に広げた「高性能気化フィルター」を採用しており、より効率的に水を気化できるという。
これにより、加湿量が増加。従来機種の「EP-AV500」では、1時間当たりの加湿量は380mlだったが、本製品ではこの約1.6倍となる毎時600mlの加湿が可能になった。部屋に適度な潤いを与えて、のどや肌を快適な状態に保てるという。
加湿モードでは、加湿と同時にイオンミストも発生する。イオンミストには、花粉やダニなどのアレル物質の活動を抑制する「アレルオフイオン」が含まれるほか、浮遊菌、カビ菌、ウイルス、カーテンなどに染み付いた付着臭を取り除く効果もある。同社では、これらの機能を「本格ヘルシー加湿」と呼んでいる。
空清モードでは、モード切り替えシャッターが開いて、新開発の「ナノテク BIG HEPAフィルター」に空気を送り込む仕組みとなっている。ナノテク BIG HEPAフィルターには、微細なニオイ分子も強力に吸着する「シーキュラス」という素材を、従来比で2倍に増量するほか、ニオイを効率よく捕らえて分解する「ナノチタン」「ホルムオフ活性炭」といった素材も採用。脱臭率約99%という高い脱臭性能を持っている。
自動運転モードには、加湿モード用の「おまかせ/弱/強」、空清モード用の「おまかせ/花粉/におい」の、計6種類を搭載。生活シーンに応じて切り替えることで、1年を通じて快適に過ごせるという。
このほか、室内の湿度を確認しながら運転できる「湿度モニター」を備えている。
EP-BV60の本体サイズは584×476×273mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約10kg。適応床面積は28畳まで。運転音は静運転時で15dB。タンク容量は4kg。タンクと水トレイは丸洗いに対応する。本体カラーは、ホワイトとベージュの2色。
なお、適応床面積が22畳までの「EP-BX40」、15畳までの「EP-BX30」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、EP-BX40が35,000円前後、EP-BX30が12,000円前後。EP-BV60とは、ナノテク BIG HEPAフィルターの有無や、自動運転モードの数などでも違いがある。また、EP-BX30には加湿機能が搭載されない。
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クリエア EP-BV60 ベージュ
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モード切替シャッターの構造
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ナノテク BIG HEPAフィルターの構成図
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イオンミストの力で、カーテンやソファなどに染み付いた付着臭も取り除ける
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■URL
日立アプライアンス株式会社
http://www.hitachi-ap.co.jp/
空気清浄機関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/08/29 18:03
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