アイリスオーヤマ株式会社は、同社が販売したシュレッダーおよび噴霧器について、部品の不具合により、いずれも使用時に指にケガを負う事故が起きたことを発表。ユーザーに対して、当該製品を無償で点検・改修するとしている。
シュレッダーでは、同社が2005年6月以前に製造されたものが対象となる。一部の製品において、電源コードの劣化によりまれに亀裂が発生する不具合があり、実際に電線が露出した部分に触れ、軽度の火傷を負うという事故も発生した。
改修の対象製品は「A4クロス」「EX-A4C」「PS-216DK」「SCA406D」「A6クロス」「SCA408」「A4ストレート」「SCA410D」「PX-160」「SCA415D」「PS-200」「SCA405D」「SCA407D」の計13機種。製品名の見分け方は、同社のホームページ上で公開されている。
なお、電源コードに「VCTFK」という文字が書かれている場合は、既に対策が施された製品。同社では「対象以外の商品については、仕様変更後の商品ですので、安心してご使用ください」としている。
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シュレッダーの品名・製造番号表示位置
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噴霧器は、2003年12月以前に製造された「SEシリーズ」が対象。タンク内に圧力を加える際、まれにアルミ製のシャフトがハンドルを突き抜ける不具合があり、指にケガを負うという事故も発生している。
対象となる製品のは、タンク正面の品名ステッカー部に「SE-411/420/431/530/611/630/631/830」と記されているもの。型番の後ろにW/T/Sにつくのも対象となる。こちらも製品名の見分け方がホームページ上で公開されている。
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噴霧器の品番表示位置
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■ お問い合わせ先
アイリスコール
0120-211-299
■URL
アイリスオーヤマ株式会社
http://www.irisohyama.co.jp/
蓄圧式噴霧器、シュレッダーの部品交換に関して
http://www.irisohyama.co.jp/safetyinfo/
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/07/31 18:11
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