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三菱、8.5合炊き13万円台の2代目「本炭釜」

~“金麗"モデルも新登場

本炭釜 NJ-WS15A
 三菱電機株式会社は、内釜に炭を使用した炊飯器「本炭釜」シリーズの最新機種2機種を、9月21日以降順次発売する。希望小売価格は、8.5合炊きの「NJ-WS15A」が136,500円。5.5合炊きの「NJ-WS10A」が115,500円。

 本炭釜は2006年3月に初代機が発売されたが、10万円を超える販売価格にもかかわらず、2万台以上を売り上げ、高級炊飯器ブームの先駆けとなった。同社では、初代機の購入者の半数以上が50代以上のシニア層だったことに注目。シニア層へのニーズ調査を行なった結果、「もっとたくさん炊けるものが欲しい」という回答が多かったという。

 これに応える形で、2世代目では従来の5.5合炊きに加え、8.5合炊きのモデルを用意した。同社では「二世帯住宅や来客時などにも対応できる」としている。

 機能面では内ブタに炭のコーティングを施し、遠赤効果を高めた。炭の内釜は釜自体が発熱することにより、ご飯をムラなくふっくらと仕上げる効果があるが、さらに内ブタも炭コーティングとすることで、初代本炭釜に比べ、約12%、遠赤外線の放出量が増加している。


NS-W10A 漆黒
NS-W10A 金麗
NS-W10A 漆紅

炭コーティングを施した内ブタ
操作パネル部

本炭釜のユーザーは54%がシニア層という おいしさのほか、主要なニーズは大容量が炊けることだった 内釜に加え、内ブタも炭とした

 さらに、玄米炊飯機能を強化。「健康玄米」モードを新たに搭載した。予熱時間を多めに取り、沸騰時間を減らすことで、玄米に含まれ、高血圧・糖尿病や耐ストレス効能があるとされる、GABA(γ-アミノ酪酸)の損失を抑えるという機能で、炊飯後のGABAの量は従来機種より約67%増量した。GABAのほかにも、チアミンやイノシトールといった栄養素もそれぞれ17%、20%増加しているという。

 外観デザインは初代機を踏襲した。カラーリングについては、従来機にもあったブラック系の「漆黒」のほか、新たにゴールド系の「金麗」をラインナップ。5.5合炊きモデルのみ、漆のようなブラウン系の「漆紅」も用意した。

 5.5合炊きの「NJ-WS10A」の本体サイズは266×307×218mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.8kg。8.5合炊きの「NJ-WS15A」が292×334×232mm(同)、重量が約5.7kg。


白米の調理例
玄米の調理例

三菱電機 リビング・デジタルメディア事業本部 家電事業部長の田代正登氏
 同社 リビング・デジタルメディア事業本部 家電事業部長の田代正登氏は「三菱の調理家電は“本物のおいしさ”と“健康”という本質機能を重視している」と新製品開発に当たってのテーマを説明した。さらに、「おいしさを追究していくと、炊飯器は“炭”で、オーブンレンジは“石”になる」と語り、製品への自信を見せた。





URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
  製品情報
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/index.html
  そこが知りたい家電の新技術「本炭釜」(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0913/kaden010.htm


( 本誌:伊藤 大地 )
2007/07/25 16:12

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