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ホッとエコフロア 室外ユニット(左)とリモコン(右)
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ダイキン工業株式会社は、従来製品よりエネルギー効率を向上させたヒートポンプ式の温水床暖房「ホッとエコフロア」2機種を、11月16日より発売する。希望小売価格は、8~16畳用の「1MU40JFV」が425,250円、8~22畳用の「1MU56JFV」が483,000円。
温水床暖房とは、床下に敷いた温水マットに湯を循環させ、その輻射熱で床を暖める暖房のこと。本製品では、圧縮機や温水循環ポンプを改良し、効率化を図ったのが特徴。エネルギーの効率の良さを示すCOP値(Coefficient Of Performance)は4.4となり、これは同社従来製品よりも22%高い数字となる。また、気温がマイナス20℃でもヒーターを使わずに運転できるため、寒冷地でも使用可能だという。
さらに、暖房性能の向上により、適応畳数も従来の18畳から22畳へとアップした。また、従来は2部屋しか運転/停止が切り替えられなかったが、本製品では4部屋へ増加させた。ワイドリビングに対応したり、複数の部屋を個別に温めることも可能になった。
そのほか、リモコンを使いやすいデザインへ変更し、床暖房ユニットと室外機を一体化して施工作業を簡略化している。
1MU56JFVの本体サイズは、765×285×756mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は50kg。消費電力は1,670W。運転音は50dB。
なお、本製品はダイキン工業と中部電力株式会社の共同で開発された。
■URL
ダイキン工業株式会社
http://www.daikin.co.jp/
ニュースリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2007/070724/index.html
中部電力株式会社
http://www.chuden.co.jp/
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http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/alldenka.htm
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