ノーリツ株式会社は、同社が製造したガス給湯付き風呂釜について、機器内部が焼損する恐れがあるとして、無償にて点検を行なう。対象製品はOEM製品を含めて440,738台。
対象となるのは、同社が'89~'94年にかけて製造・販売したガス給湯付き風呂釜「GRQ-161/162/163/201/203/204」シリーズ。長期間使用すると、ガス圧を調整するゴム膜に亀裂が入るなどの不具合が発生し、ガスが漏れて機器内部が損傷する恐れがあるという。
この不具合により、5月中に兵庫県・大阪府・三重県にて火災事故が発生していたことが、経済産業省により明らかにされている。
同社では9日付けの新聞にて社告を実施。ユーザーに対して、同社の窓口へ電話にて連絡することに加え、使用する際は、異臭や煙の発生の有無を確認し、異常がある場合は使用を停止することの2点を呼びかける。
本製品は、東京/大阪/東邦/西部/北海道ガス、日立ハウステックのブランドでOEM販売されており、連絡先はブランド毎に異なる。
|
シールの表示位置
|
■ お問い合わせ先
ノーリツ、東邦/西部/北海道ガス:0120-257-026
日立ハウステック:0120-551-654
東京ガス:0120-156-004
大阪ガス:0120-0-948717
■URL
株式会社ノーリツ
http://www.noritz.co.jp/
ノーリツ製ガスふろ給湯器をご使用のお客様へ
http://www.noritz.co.jp/contact/important/15/index.html
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
http://www.meti.go.jp/press/20070608006/20070608006.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/06/08 18:26
- ページの先頭へ-
|