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PAS スマイルシリーズ
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ヤマハ発動機株式会社は、現在リコール中となっている同社の電動アシスト自転車について、これまでにユーザーから計18件の事故が報告されたと発表した。
同社は5月15日に「PAS」シリーズなど約22万台の電動アシスト自転車について「モーター駆動が止まらず転倒するおそれがある」とし、無償修理を行なうと発表している。
18件の事故のうち、3月に大分県で起きた転倒事故と、4月に香川県で起きた急発進事故については、本体のコントローラー部に不具合が確認されたため、「製品の不具合により事故が起きた可能性が高い」と判断、現在ユーザーへの対応を行なっているという。なお、その他の16件の事故原因については「調査中」としている。
同社ではこれらの事故を、消費生活用製品安全法における重大製品事故に該当するとして、25日に経済産業省へ報告を行なっている。
■URL
ヤマハ発動機株式会社
http://www.yamaha-motor.co.jp/
ニュースリリース
http://www.yamaha-motor.co.jp/recall/others/2007-05-15/
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
製品安全ガイド
http://www.meti.go.jp/product_safety/
消費生活用製品の重大製品事故について(PDF)
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou070531_1.pdf
■ 関連記事
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/06/01 13:02
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