家電量販店のヤマダ電機(株式会社ヤマダ電機)は15日、株式会社ぷれっそホールディングスの全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式の引き渡し期日は6月29日。
これにより、ぷれっその傘下だったサトームセン、マツヤデンキ、星電社がヤマダの傘下に入ることになった。取得金額は33億円。ヤマダは今回の買収について「業績へ与える影響は軽微」としている。
マツヤデンキは全国に171店舗を展開。売上高(2006年度3月期)は563億円。サトームセンは秋葉原を本拠に、首都圏で25店舗を運営し、売上高(同)は203億円。星電社は関西地方に9店舗を持ち、売上高(同)は101億円。
3社は2006年10月にマツヤデンキを中心に、ぷれっそホールディングスとして経営統合したばかりだったが、「競争環境は従来以上に厳しさを増し」た結果、ヤマダ電機の傘下に入ることになった。当面は物流や仕入れなどインフラ面をヤマダと統合するにとどめ、店舗名などは引き継がれる見込み。
■URL
株式会社ヤマダ電機
http://www.yamada-denki.jp/
ニュースリリース
http://www.yamada-denki.jp/ir/pdf/press/2008/news0515.pdf
株式会社マツヤデンキ
http://www.caden.jp/
サトームセン株式会社
http://www.satomusen.co.jp/
株式会社星電社
http://www.seiden.co.jp/
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/05/15 17:56
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