森田電工株式会社は、同社の電気ストーブ「MS-C904R」が、オーディオ機器のリモコンで誤作動する問題について、新たに子会社の株式会社エポテックが販売したカーボンヒーター「TS-906CR」でも、同様の可能性があると発表した。同社ホームページ内で、ユーザーに対して注意を促している。
「MS-C904R」は、同社が2004年に発売したリモコン付の電気ストーブ。ソニー株式会社のテレビ/オーディオ/ホームシアター用のリモコン「RM-J1004」と、アイワブランドのオーディオ機器に付属する「RM-Z20062B」の操作で、ヒーターの強弱が切り替わる可能性があるとして、同社では2006年11月より2回に分けてユーザーへの注意喚起を行なっていた。
今回、ソニーと森田電工の両社の調査により、新たにエポテックより2004年に販売されたカーボンヒーター「TS-906CR」も、同様の不具合があることが確認された。同社では、MS-C904RとTS-906CRのユーザーに対し、使用していないときは電源プラグを抜くこと、カーテンなど燃えやすい素材のものを製品の近くに置かないことなどを呼びかけている。
なお、森田電工では、2005年度以降に発売された、同社製の「MS-C905R」「MS-C906R」、ならびにエポテックの「TS-907CR」「TS-908CR」については、安心して使用できるとしている。
■URL
森田電工株式会社
http://www.moritadenko.co.jp/
リモコン付電気ストーブ(MS-C904R)の誤作動に関するお知らせ:第3回目
http://www.moritadenko.co.jp/info/remocon_3.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/04/04 17:06
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