株式会社デンソーは、同社が販売した遠赤外線ヒーター3機種に、発煙・発火の可能性があるとして、27日、同製品を回収すると発表した。回収に応じたユーザーには、1台につき2万円を支払うという。
回収の対象となる3機種は、同社が'82年から'90年にかけて製造・販売していた遠赤外線ヒーター「12F」「12FD」「7FX」の全製品。この3機種のうち、一部の製品において、発煙・発火の可能性があるという。不具合の原因について同社では、「12F」「12FD」は電流制御部品のはんだ付け部分から生じた亀裂、「7FX」は自動首振り運転を長時間使用した際の電気配線の断線としている。
同社では対象製品のユーザーに対し、直ちに使用を中止し、同社の回収受付センターへ電話連絡をするよう呼びかけている。なお製品は、担当者がユーザーの家庭を訪問したうえで引き取るという。
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「12F」「12FD」の外観
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「7FX」の外観
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■URL
株式会社デンソー
http://www.denso.co.jp/
遠赤外線ヒーターの回収についてお詫びとお知らせ
http://www.denso.co.jp/ja/topics/070327-01.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/03/28 19:50
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