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パルックプレミアL
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ナショナル(松下電器産業株式会社)は、定格寿命を「業界No.1」の約13,000時間とする丸形蛍光灯「パルックプレミアL」を、4月1日より順次販売する。価格はすべてオープンプライスで、30/32/40形の店頭予想価格は、それぞれ1,100/1,600/1,900円前後。
同社が販売する「パルックプレミア」シリーズを改良し、蛍光灯の寿命を延ばしたのが最大の特徴。蛍光灯を点灯した際には、電子の放出を助ける「エミッタ」という物質も同時に飛散し、これがなくなると点灯しなくなるが、本製品は内部のコイルを3重にしたことで、エミッタを塗布できる面積が増加。これにより蛍光灯の定格寿命が延長し、従来製品の「パルック」が約6,000時間のところを、約2.2倍の約13,000時間とした。同社では「業界No1の長寿命」としているほか、「ランプ交換回数が低減し、廃棄物の削減による省資源にも貢献できる」としている。
明るさが最後まで長持ちする点でも改良が行なわれた。蛍光灯を覆うガラス管と内部の蛍光体の間には、明るさの低下を抑制する「保護膜」と呼ばれる部分がある。同社では独自開発の「プレミアコーティング」という技術で、この保護膜を均一な厚さに仕上げてきた。本製品では「プレミアコーティング」技術を進化させ、従来品の約15倍の厚さまで塗布することに成功。これにより、明るさ低下の原因とされる蛍光管の黒ずみを抑制し、本製品の定格寿命となる約13,000時間を経過しても、初期の約80%程度の明るさを維持できるという。
さらに、口金部分には、光を通す素材を使用している。これにより、照明器具のカバーから口金部分の影が見えにくくなり、見た目がスッキリするという。
なお、本製品と同機能を備えた直管蛍光灯も発売する。価格はオープンプライスで、20形の店頭予想価格は900円前後。「プレミアコーティング」技術は使用していないが、保護膜に使用する液のPH値を管理することで厚く均一に塗布しているため、定格寿命まで使用しても、丸形同様に初期の約80%程度の明るさを保てるという。
丸形/直形ともに、光源の色は電球色、ナチュラル色、クール色の3種類が用意される。
■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070301-2/jn070301-2.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/03/01 16:18
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