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うるるとさららフローア VRシリーズ
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ダイキン工業株式会社は、加湿機能を搭載した床置型エアコン「うるるとさららフローア VRシリーズ」5機種を、5月1日から発売する。冷房能力2.8kWの希望小売価格は378,000円から。
据え付け型のエアコンで好評な加湿機能を、新たに床置型にも導入した。さらに、据え置き型のエアコンによる暖房は、温風を上から下に吹き付けるので足元が暖まりにくいのが弱点とされるが、床置型は温風が足元から吹き出すので、暖房効果が高く、「冬場に強いエアコン」となっているのが特徴。
また、新開発となる「3D翼形状薄型ターボファン」を搭載。本体正面だけでなく、側面からも空気を吸い込む機構にしたことで、本体パネルが溝のないフラットな形状となっている。
エアコンの心臓部となる熱交換器にも改良を加えた。冷却管の直径を7mmから6.35mmに短縮し、空気抵抗を抑えたほか、面積を約16%拡大し、静音性、省エネ性を向上させた。同社によると、冷房能力4.0kWクラスにおいて、11年前の機種「S406VXV」と比較し、1シーズンの消費電力量で約43%、電気料金にして約30,500円にあたる消費エネルギーを削減しているという。
除湿した空気を暖めることにより室温低下を防ぐ「さらら除湿」や、室内をフルパワーで除湿してカビの発生を抑える「カビショック運転」、室外の空気を取り込んで換気する機能などを搭載している。
本体サイズは、室内機が700×210×600mm(幅×奥行き×高さ)、室外機が765×285×675mm(同)となっている。
なお、加湿機能などを省いたベーシックモデル「Vシリーズ」も同時に発売される。冷房能力2.8kWの「S28HVV-W(T)」の希望小売価格は336,000円。
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右下に本機を置いた場合の部屋の暖まり具合を断面で表示したもの。足元がよく暖まっているのがわかる
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うるるとさららフローア VRシリーズ
シリーズ名 |
機種名 |
冷房能力 |
加湿量 (ml/h) |
希望小売価格 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) |
発売予定 時期 |
VRシリーズ |
S28HVRV-W(T) |
2.8kW |
500 |
378,000 |
室内機: 700×210×600mm
室外機: 765×285×675mm |
2007年 5月1日 |
S36HVRV-W(T) |
3.6kW |
425,250 |
S40HVRV-W(T) |
4.0kW |
477,750 |
S50HVRV-W(T) |
5.0kW |
600 |
572,250 |
S56HVRV-W(T) |
5.6kW |
650 |
682,500 |
Vシリーズ |
S28HVV-W(T) |
2.8kW |
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336,000 |
室内機: 700×210×600mm
室外機: 765×285×550mm |
S36HVV-W(T) |
3.6kW |
383,250 |
S40HVV-W(T) |
4.0kW |
435,750 |
S50HVV-W(T) |
5.0kW |
530,250 |
S56HVV-W(T) |
5.6kW |
640,500 |
■URL
ダイキン工業株式会社
http://www.daikin.co.jp/
ニュースリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2007/070131/index.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/01/31 16:16
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