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SUN-801 Ci
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経済産業省は18日、株式会社大旺インターナショナルジャパンが輸入および販売したハロゲンヒーターについて、ガラス管が破裂し、火傷を負うなどの危険性があるとして、使用を中止するよう呼びかけている。
対象となるのは2004年12月~2005年12月頃まで、大阪府の大旺インターナショナルジャパンにより輸入・販売されていた中国製ハロゲンヒーター「SUN-801 Ci」、「SUN-801D」の2機種。2006年11月から2007年1月13日にかけて、発熱コイルを覆うガラス管が破裂する事故が3件、ヒーターから火花が発生して使用できなくなる事件が2件起こったことが経済産業省に報告された。このうち、2006年12月に沖縄県で起きた事故では、破裂したガラスの破片により、使用者が火傷を負っている。
対象台数は現在確認されているもので、「SUN-801 Ci」が4,490台、「SUN-801D」が約7,060台。いずれも沖縄県における販売台数で、ほかの都道府県でどのくらい販売されていたかは不明。
経済産業省では、輸入・販売を行なっていた大旺インターナショナルジャパンを調査したが、現在のところ、所在不明で連絡が付かない状態で、回収などの対応が行なえないという。同省は、今後も大旺インターナショナルジャパンの調査を継続するとしている。
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型番の表記はスイッチ付近にある
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■URL
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/20070118004/20070118004.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/01/19 00:00
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