ナショナル(松下電器産業株式会社)は、測定中の誤差やエラーを検知し、再計測を促す機能を持った腕時計形の血圧計「ディアグノステック EW3039P」を、2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000円前後。
本体を腕時計のように装着し、手首で計測を行なう血圧計。測定中の誤差を検知し、液晶上のサインで知らせる「脈間隔変動サイン」を搭載した。利用者が安静状態でないときや、血圧計が正しく装着されていない時などに発生する不規則な脈をキャッチし、再計測を促すことで、血圧をより正確に計測できるという。また、手が動いたり腕に力が入ったことなどを検知する「体動サイン」も備えている。
また、朝と夜の最高血圧の平均値を同時に表示する「朝夜比較」機能を採用した。脳卒中や心筋梗塞の危険性のある早朝高血圧の発見に役立てられるという。そのほか、高血圧かどうかを、WHO(世界保健機構)・ISH(国際高血圧学会)の血圧分類で判別する「血圧サイン」機能も備えている。
本体の装着には、手首全体をしっかり固定する「ワイドクリップカフ」を採用。片手でも簡単に装着できるという。
そのほか、2人分の最高・最低血圧値と脈拍数を90回記録できるメモリー機能を搭載した。時計機能も備えており、予めセットしておいた時間に1日3回アラーム音を鳴らすことで、定期的なチェックを行なえる仕様になっている。
本体サイズは63×26×78cm(幅×奥行×高さ)。重量は約116g。電源は単四アルカリ乾電池を2本使用する。
同じ機能を備え、メモリーが1人分の「EW3038P」、同じくメモリーが1人分で、42回の記録に対応する「EW3006P」も同時に発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は前者が8,000円、後者が6,000円前後。
また、上腕で血圧を測定するタイプの「EW3108」も販売する。店頭予想価格は7,000円前後。
■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/01/15 16:00
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