財団法人省エネルギーセンターは、エアコンや冷蔵庫など家電製品の省エネ性能をまとめてランキングにしたカタログの最新版をホームページにて公開した。PDF形式のデータがダウンロードできるほか、家電量販店や電力会社のサービスセンターなどで冊子を無償配布する。
同センターは経済産業省資源エネルギー庁所管の財団法人。販売店で製品展示の際に表示される、家電製品の省エネ性能基準を定めている。各メーカーの製品について、消費したエネルギーに対しての効率などを基準として、1~5つの星で総合評価を行なっており、カタログでは、一般家庭の電気料金のうち、25.2%を占めるエアコン、16.1%の冷蔵庫のほか、テレビ、蛍光灯器具、温水洗浄便座の5製品について、ランキング形式で省エネ性能の比較を行なっている。
エアコンでは、主力となる冷房能力3.6kW(10~15畳)クラスの製品で、ダイキン工業の「うるるとさらら AN36GRS」、ナショナル(松下電器産業)の「CS-X367A/A2」、「CS-36RGX」が省エネ達成率100%を意味する、5つ星の最高評価を得た。
一方、冷蔵庫では351~400Lクラスで、ミーレ・ジャパンの「KF8762Sed」、日本ゼネラル・アプライアンスの「GEボトムフリーザー GBJ13SASS」が5つ星を取得。401~450Lでは、5つ星を取得した機種はなく、三洋電機の「SR-S44K」、シャープの「愛情ホット庫 SJ-HL40M」、日立の「たっぷりビッグすみずみクール R-S43WM-SR」などが省エネ達成率90%以上を示す、4つ星を獲得している。
■URL
財団法人省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/
ニュースリリース
http://www.eccj.or.jp/pressrelease/070112.html
家電製品 省エネ性能カタログ(PDF)
http://www.eccj.or.jp/catalog/2006w.pdf
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/01/15 15:04
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