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住宅用火災報知器(煙感知+CO感知) SC-K920B-CK
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東京ガス株式会社は新コスモス電機株式会社と共同で、煙と一酸化炭素(CO)を検知すると、警報で知らせる火災報知器「住宅用火災報知器(煙感知+CO感知) SC-K920B-CK」を、11月11日より発売する。希望小売価格は12,075円。
一般の家電量販店では販売されず、「Enesta」、「Enefit」など東京ガスのサービス拠点で取り扱われる。新コスモス電機からも同じ仕様の商品が、全国で販売される予定。
「住宅火災による死者の4割以上を占める」(東京ガス)という一酸化炭素中毒対策として、COセンサーを搭載したのが特徴。タバコの火が布団についた時など、ゆっくりと進行する火災や、暖房機器の不完全燃焼などを検知すると、警報を鳴らして利用者に知らせる。
火災時は警報音と音声の両方で報知する。煙を検知した時は「ウーウーカンカンカン。火事です。火事です」で、一酸化炭素は「ウーウーピッポッピッポッ。空気が汚れて危険です。窓を開けて換気して下さい」。1kHz付近の低い周波数帯の音も取り入れ、高齢者にも聞き取りやすい仕様となっている。
また、煙センサーとCOセンサーを併用しているため、お湯を沸かした時の水蒸気などで誤作動するのを防げるとしている。
電源は内蔵のリチウム電池を使用。コンセントを使用しないので設置場所を選ばずに取り付けでき、また使用開始5年間は電池交換の必要はないという。
メーカーでは、センサーの感度が低下する恐れがあるため、使用開始から5年の交換を推奨している。設置後5年半が経つと、本体の交換をランプと音声で促す機能も用意されている。
本体サイズは85×47.5×125mm(幅×奥行き×高さ)。重量は230g。
■URL
東京ガス株式会社
http://www.tokyo-gas.co.jp/
新コスモス電機株式会社
http://www.new-cosmos.co.jp/
ニュースリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20061025-01.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2006/10/26 13:48
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