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FC-AQUEL
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ヤマハ発動機株式会社は、水素燃料電池を採用したスクーター「FC-AQUEL(エフシー アクエル)」を開発した。23日からパシフィコ横浜で開催される「第22回国際電気自動車シンポジウム」に参考出品する。商用化の予定や詳細スペックについては「参考出品なので、公表する段階ではない」(同社広報部)としている。
FC-AQUELは、水素燃料電池と、リチウムイオンバッテリーを搭載する電動スクーター。125ccクラスの自動二輪車に相当する性能・サイズを持つ。固体高分子型の燃料電池を採用。35MPa(メガパスカル。1MPa=10.2kg/cm2)という高圧水素タンクを2本搭載した。燃料電池で発電した電気を、リチウムイオンバッテリに蓄電する仕組みを採用する。
本体サイズは1,845×770×1,100mm(長さ×幅×高さ)。ヘッドライトやテールランプにはLEDが使用されている。
■URL
ヤマハ発動機株式会社
http://www.yamaha-motor.co.jp/
ニュースリリース
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2006/10/19/fc-aqel.html
( 本誌:伊藤 大地 )
2006/10/20 12:15
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