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【年末特別企画】
私が選ぶ、今年の一台-スタッフ編

Reported by 編集部
 当媒体にて毎日連載している「家電製品ミニレビュー」。実際に製品に触れて、使った上で執筆しているわけだが、その分、一年間に取り扱う製品の数は膨大なものになる。今回は年末特別企画として、スタッフが実際に自分で使った製品の中でも特に気に入っている製品を選んだ。

 雑貨編と併せてお楽しみ頂ければ幸いである。


   パナソニック「F-VXD50」 by 伊藤 大地
   オムロン「カラダスキャン HBF-701」 by 正藤 慶一
   エレクトロラックス「Newエルゴラピード ZB2813」 by 阿部 夏子
  





体感できる確かな効果が決め手――パナソニック「F-VXD50」

パナソニック「F-VXD50」
 空気清浄機は難しいジャンルだ。

 空気清浄機に加湿機能を取り込んだ、加湿空気清浄機はトレンドとなっているが、各社、ウイルスやニオイ、アレル物質に効果があるという、イオン機能を全面に押し出している。しかし、こうした機能はなかなか目で見たり、体感することが難しい。こうした効果は数値が難しいので、実際に使ってどうだったか、という結果だけに頼ることになる。その結果が素晴らしかったのが、F-VXD50だ。

 主に使っているのは就寝時だが、60%あたりまで湿度を上げてくれるので、朝目覚めた時にノドが楽だ。また、冬場にありがちな肌のかゆみもなくなった。これらは加湿のおかげだろう。肌の突っ張りもなく、男の私が言うのも気持ち悪い話だが、肌がモチッとする。これまでもいくつか加湿空気清浄機を試したが、“体感満足度”で他を圧倒する製品だ。

 これまで使ったものは、センサーの感度が不満だった。最近の機種はたいてい、ホコリやニオイ、湿度をセンサーで感知し自動運転するが、その感度が低めに設定されていると、就寝時に「おやすみ」モードで電源を入れていても、ほとんど動いていないことがある。その点、F-VXD50はセンサーの感度がほどよく、検知スピードも速く、使っていてストレスが溜まらない。

 掃除機や洗濯機とは違って、決して生活必需品ではない。使い手に確固たるニーズがないと、製品のデキ以前に、評価が辛くなりがちだが、それを乗り越えて効果を発揮し、満足させてくれた。よって、今年の一台としたい。


URL
  パナソニック株式会社
  http://panasonic.jp/
  製品情報
  http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=F-VXD50

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パナソニック「F-VXD50」(2008/12/08)





1カ月でマイナス6kg痩せた! リバウンドも防げる――オムロン「カラダスキャン HBF-701」

オムロン「カラダスキャン HBF-701」
 今年の一品は、オムロン ヘルスケアの体組成計「カラダスキャン HBF-701」だ。理由はただ1つ。かねてから気になっていた中年太りが、たった1カ月で解消されたのだ。

 今年に入ってからというもの、欲望に身を任せて調理家電のレビューばかりをやっていた。1万円前後でもちもちのごはんが炊ける三洋電機のマイコン式圧力炊飯器「ECJ-AP30」、冷めたパンを焼きたてのように蘇らせるcloerの「Bread Roll Baker」、 うどんもつみれ汁もハンバーグもおいしく作れてしまうパナソニック(当時ナショナル)のフードプロセッサー「MK-K80」……などなど。とにかく食べまくった。結果、9月の時点で69.6kgという自分史上最高体重を記録してしまった。すべてを家電のせいにするわけではないが……。

 そこで「カラダスキャン HBF-701」を購入した。この製品、本体の液晶画面で1日前/7日前/1/2/3カ月前の数値と比較ができ、ダイエットの成果が一目で分かる。とはいえ、こうした比較機能はほかにも搭載しているものもある。

 一番“コレだ!”と思ったのが「MYダイエット機能」だ。ダイエットの失敗例としてよくあるのが、一度痩せた後で再び前の体型に戻ったり、それ以上に太ってしまう「リバウンド」。その原因は、ダイエットで本来減らすべき脂肪ではなく筋肉が落ちてしまい、基礎代謝量が減ってかえって痩せられない体型になってしまうケースがある。「MYダイエット機能」は、体重の計測の度に皮下脂肪率と骨格筋を計測し、筋肉を維持したまま皮下脂肪が減っているかを判定してくれる。要は、正しいダイエットができているかどうかを常に見張っているのだ。おかげで安心してダイエットに励むことができた。

 このカラダスキャンを1カ月間使った詳細はレビュー記事に書いた通り。結果的に体重は69.6kgから63.6kgに落ちた(マイナス6kg)。 使用後2カ月ほどが経ったが、MYダイエット機能で「良好」の判定が出たおかげか、今のところ大きなリバウンドはない。最近、ギガプリンを1人で食べたあたりから食生活が乱れはじめているのが気がかりではあるが……。

 それはともかく、体型が気になり始めた人、それも最近体重計に乗っておらず「乗るのが怖い!」と思っている人には間違いなくお勧めだ。私も本製品を使う前は体重計を目に見えないように部屋の奥に置いていたが、使い始めた後は本製品に乗るのが"まだかまだか"と楽しみで仕方がなかった。逆にハマり過ぎかもしれないが、MYダイエット機能や同年齢の平均値表示もあるため、過度のダイエットも防止できるのだ。

 一般的な体組成計よりも若干高めではあるが、それでも1万円そこそこで購入できる。ボーナスをまだ使っていないという人は、自分の健康のために1つ投資してみてはいかだがろうか。


URL
  オムロン ヘルスケア株式会社
  http://www.healthcare.omron.co.jp/
  製品情報
  http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf701_1.html

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オムロン「カラダスキャン HBF-701」(2008/11/10)





掃除習慣が変わった!――エレクトロラックス「Newエルゴラピード ZB2813」

エレクトロラックス「Newエルゴラピード ZB2813」
 私が今年の一台として選んだのはエレクトロラックスの「Newエルゴラピード ZB2813」だ。生活習慣や、家事のやり方を変えるというのはやろうと思ってできることではないが、エルゴラピードを導入したことで、確かに掃除の習慣が変わった。

 まずは掃除をかける回数が週1回からほぼ毎日になった。髪の毛やホコリを発見したらすぐにエルゴラピードの出動。余裕のあるときは1日に2回掃除機を掛けている。はっきり言って、以前の私の生活ではとても考えられないことだ。ここだけの話、1週間に一度も掃除機をかけないことなんて前はざらだった。掃除機を掛けるイコール大変なこと、時間がかかること、という図式はエルゴラピードの導入で見事に崩れ去ったのだ。

 掃除機を掛ける回数が多くなったことで、“汚れた部屋を一気に片付ける”から“きれいな部屋を保つ”ようになって掃除そのものへのイメージが変わった。

 もともとは、“サブの一台”として購入したものだったが、ここ最近、メインの掃除機の登場はほとんどない。テーブルの上のパン屑や、洗面所に落ちた髪の毛など毎日絶対に発生する小さなゴミをそのままにせずにハンディクリーナーを取り出して、サッと掃除するようになってからは、メインの掃除機を出動させる必要性がほとんどないのだ。

 本来ならば、部屋をきれいに保つための道具は隠して置くべきもの。それが、この製品の場合、出しっぱなしにして使う事への違和感が全くない。デザイン、カラーリングにこだわっているエレクトロラックスの製品らしく、主張しすぎることなく独特の存在感がある。友人が訪ねてきた時など必ずといって良いほど「これいいなぁ」と言われるほどだ。

 ここまで家電が普及している時代では、家電を導入することで「生活が豊かになる」というかつてのセオリーはそうそう通用しないが、今回のエルゴラピードに限っては、久々に“生活が変わった”のを実感できた。


URL
  エレクトロラックス・ジャパン株式会社
  http://www.electrolux.co.jp/
  製品情報
  http://www.electrolux.co.jp/er2/

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エレクトロラックス「Newエルゴラピード ZB2813」(2008/12/05)



2008/12/25 00:00

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